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2019/04/05 第6回ATP上方番組大賞・特別賞の受賞に引き続き 第26回坂田記念ジャーナリズム賞受賞! BS12スペシャル「核の記憶 89歳ジャーナリスト 最後の問い」

「核の記憶 89歳ジャーナリスト 最後の問い」

BS12 トゥエルビは、昨年8月に放送したドキュメンタリー「核の記憶 89歳ジャーナリスト 最後の問い」において、今年1月に受賞した第6回ATP上方番組大賞・特別賞に引き続き、第26回坂田記念ジャーナリズム賞を受賞しました。

審査講評では、「フランスの核実験が193回も行われたタヒチなどの被ばく被害を克明に報告する89歳の映像ディレクターの姿を通してメディアの役割を問いかけた。これはジャーナリズム振興に貢献する優れた活動として顕彰に値する」と高く評価されました。

公益財団法人坂田記念ジャーナリズム振興財団:
新聞人として33年、放送人として25年を過ごした故坂田勝郎氏(1904~1990年)。
報道を通じて関西の文化発展に貢献。
坂田氏のご遺族から、ジャーナリズムの発展に賭けた故人の遺志を末永く継承していく道として、新聞、放送を含め優れた報道活動とそれを担ったジャーナリストたちを顕彰し、
関西ジャーナリズムの振興に向け、1993年に財団法人坂田記念ジャーナリズム振興財団が発足(財団法人坂田記念ジャーナリズム振興財団HPより一部抜粋)

「核の記憶 89歳ジャーナリスト 最後の問い」
「核の記憶 89歳ジャーナリスト 最後の問い」

■番組プロデューサー  BS12 トゥエルビ 佐々岡沙樹コメント:

この番組は、89歳のテレビディレクター鈴木昭典さんが人生最後の仕事として3年にわたり核被ばくの実態を取材したドキュメンタリーで、特番枠のBS12スペシャル第一弾の作品として企画しました。
「あの戦争を体験した者として、これだけは伝えておきたい」と、現役最高齢のディレクターといわれる鈴木さんは、ニュージーランド、タヒチ、広島、長崎で核の脅威を取材していましたが、取材途中で鈴木さん自身に癌が見つかり、43キロにまで痩せながら取材を続けられました。
その思いを支えたのは16歳の終戦のときに味わった「もう死ななくてもよいのだ」という平和の喜びでした。そうした鈴木さんの思いも伝えなければならないと感じ、この番組では鈴木さんに取材者であり、取材対象者でもある形をとってもらいました。

今年の1月末に鈴木さんは亡くなりましたが、意識のほとんどない状態でも、スタッフに指示を出す鈴木さんは、最期までドキュメンタリストでした。
坂田記念ジャーナリズム賞受賞の連絡を受けたのは、取材で東北に向かっている時でしたが、鈴木さんから「あなたももっと頑張りなさいよ!」と言われた気がしました。

■鈴木昭典について:
現役最高齢のテレビドキュメンタリストとして走り抜けた生涯

朝日放送(現朝日放送テレビ)でドキュメンタリーの「ジャピンド」「日本この100年」シリーズなどを手掛けた。
88年に制作会社ドキュメンタリー工房を設立後も「日本国憲法を生んだ密室の9日間」など昭和史の番組を中心に制作。
昨夏BS12 トゥエルビで放送した「核の記憶 89歳ジャーナリスト 最後の問い」が自身の遺作となった。

1.番組概要

■番組名:BS12 スペシャル「核の記憶 89歳ジャーナリスト 最後の問い」
■放送日時:2018年8月4日 よる7時00分~8時10分 ※再放送は未定
■出演者:鈴木昭典(取材)、檀ふみ(ナレーション)
■製作会社:株式会社ドキュメンタリー新社
■番組HP https://www.twellv.co.jp/program/documentary/bs12sp_01.html

2.番組内容

日本で現役最高齢のテレビディレクターといわれる鈴木昭典、89歳。
ドキュメンタリーを60年以上作り続けてきた鈴木が、人生最後の仕事として取り組んできた今作。
きっかけは、日本から遠く離れたニュージーランドで「ヒロシマ・デー」という催しが70年以上続いていると聞いたことだった。
現地に向かった鈴木は、ニュージーランドも多くの被ばく者を抱えている事実を知る。
ニュージーランド、タヒチ、広島、長崎と取材を続けてきた鈴木が目にしたのは、核実験が残した失われざる記憶だった。


BS12 トゥエルビについて■
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