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2018/10/10 大河正明チェアマンの囲み取材の模様。「BS12水曜バスケ!」は毎週水曜19時放送中。

先日、大河正明チェアマンの囲み取材が行われました。
Bリーグ開幕、平日開催についてなど、その模様をお伝えします。

BS12水曜バスケ!09
BS12水曜バスケ!09

開幕してみての感想

気になることは二つ。入場者数とオンザコートルールの変更。入場者数は2シーズン目の出足とほぼ変わらない。
我々の速報値ではB1の入場率は少し上がっているので実態としては悪くないと思っている。ここから平日開催も始まってくるのでこれからだな、という印象。
オンザコートルールは、レベルの高い日本人選手にとってはいい方向に働いているし、逆に言うと、オンザコート1のときにしょうがなく出ていた日本人選手にすると若干出番が減ったりすることもある。
強い選手を確りと鍛えていくという意味ではいいことだと、今の段階では思う。B1下位のチームに強力な外国籍が2人いると、今までオンザコート1はとにかく耐えなければならなかったのが、うまく休ませながらローテーション出来る。
クォーターごとにスムーズに流れるような試合運びができれば格差も縮まる方向に行く可能性もあるのかなという風に見ている。

観客数を見て驚いたこと、インパクトのあったことは?

全試合を観に行けているわけではないが、例えば富山は初日に4000人近く入った。
有効なチケット施策を打っているわけでも何でもないので自然にあそこまで、横浜相手に増えてきている。
アルバルクはかなり声が出るようになってきていて、2年経って企業チームという名前は無くさなければならないと感じるくらい応援の風景が変わって来た。
一方福岡が昇格し初戦が栃木ということでお客さんはたくさん来たが、どちらかというと少数派の栃木ファンのほうが声は大きく、これからB1に馴染んでいくような感じを受けた。

堀江貴文氏がイノベーターに就任することについて

特にやることが決まっているわけではない。3シーズン目にもなるとだんだんと保守的になってくる。
ひょっとしたら辛辣なことも言われるかもしれないが、変革をしていく、ブレイクザボーダーを続けていくという意味で、いい刺激を与えてくれる人にイノベーターとして参画してもらう。
極めて頭のクリアな方なのでアリーナの重要性や競技のファンを惹きつける特性、その辺のことは非常に理解をされている。
300万人以上のTwitterのフォロワーを抱えていらっしゃるので、むしろ多少炎上するくらいやってもらえたら、と期待をしている。
3年前の9月15日にBリーグという名前を発表したとき、川淵さんと田臥選手らと一緒に出ていただいたので、全く縁がないわけではない。期限はなく、何でも言ってもらいたい。

試合会場について

代表の公式戦については少なくとも1万人程度はお客さんに来ていただいて、平日も含めて応援してほしい。
11月30日と12月3日の富山のチケットを今度一般販売するが、先行販売は瞬間で売れている。富山の平日2回は流石にどうなるかと思ったが、思った以上に好調。
いつもいつも八村選手や渡邊雄太選手が来ないとしても代表の価値を上げていく意味で大きなハコで華々しくやりたい。
例えば代々木でやるにしても仮設の席を組んでビジョンを上から吊るすだけで設営費用と借りる費用で何千万と飛んでしまう。
そこまで備わったアリーナでしっかりやれるということがチームだけじゃなくて代表やリーグの大きな試合でも絶対に必要。

他の体育館を使用する競技との連携は?

バスケットはバスケットでやりたい。もちろんTリーグなどの新興勢力と一緒にやれたらいいが、バレーは常に木床を敷くことを求められる。
それは体育館で、僕らが欲しいのはアリーナ。場合によってはアイスアリーナでもいい。
バスケやバレーをやるときだけ専用のコートを持ってくればいいというのが僕らの考えだし、それに賛同してもらえる室内競技であれば一緒にやっていけると思う。

平日開催は苦戦すると思うが?

年間60試合やっているが、平日も含めてコンスタントに、極端に言えば毎日どこかでBリーグの試合が行われている世界にしないとプロ野球のような国民に根付いたリーグにはならないと思っている。
ヨーロッパではサッカーしか娯楽がないから週末の楽しみとして待たれているが、日本は相撲をはじめ平日でもたくさんの試合が行われている。
であれば、もっともっとメジャーになっていくためには最初は来場が1~2割減るかもしれないが、続けることで平日にBリーグがやっている文化を定着させたい。

各チームの取り組みは?

特に従業員の多いようなスポンサー企業に水曜日にアプローチをかけたり、よくある話では生ビール1杯無料にするなど。
三河では、日・月で開催しなければならなかった月曜には近隣の床屋に声をかけたと聞いている。
業種によって休みが違ったりいろいろなニーズがあると思う。例えば、休みの日に渋谷まで試合を観に行くのは遠いが仕事帰りだったらいい、というニーズも絶対にある。
そのあたりをうまく取り込んでいきたい。たしかに大阪・舞洲に水曜日に行くのか?など問われればいろいろあるが、そういうことを続けていかないといけない。
実際、代表戦とはいえ富山で金曜や月曜に試合をやっても満員になると思う。コンテンツ力がしっかりついてくれば可能性はある。

海外との壁

トップリーグに来てから初めて海外と試合をするようでは遅れを取ってしまうのでドイツ以外のほかの国とも提携しながらU15やU18が牌を広げてみんなが世界に出ていくチャンスを多く持っておいたほうがいい。
そこからの成長はいろんなパターンがある。今シーズンからU15を義務化したので、順当にいけば2021年U18を義務化していく方向になる。
そうすれば少なくとも二重登録がそのうちダメになり、クラブか学校かとなったときに、クラブを選んだ選手はクラブ単位もしくはリーグの選抜チームとして海外遠征をするといったようなことは考えていきたい。
アウェーの洗礼を受けることもあるだろうが、そのストレスを抱えたうえでどう力を発揮できるかだと思う。日程調整がうまくいけば行く行くはヨーロッパのチームとの試合もできるはず。

■「BS12水曜バスケ!」放送スケジュール■
毎週水曜19:00~19:55
※試合中継時は水曜18:59~21:30
 詳細はhttps://www.twellv.co.jp/event/bleague/にてご確認ください。

BS12 トゥエルビについて■

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