昔昔亭A太郎さん インタビュー

昔昔亭A太郎さん インタビュー

1978年6月8日生まれ



━芸名にアルファベットが入っているというのはどうですか?
恥ずかしいですね。師匠に付けて頂きました。初めて聞いたときは、“人生終わったな”って思いました(笑)でも、感謝です。



━よかったことは?
多少は目立ちますよね。人と比べたら。だけど大体どこ行ってもふざけてる、って思われます。覚えやすいので、よろしくお願い致します。



━ご出身は京都とのことで。
生まれは岐阜なんですけど、嫌で。生まれてすぐ一人で横浜に引っ越しました(笑)それから東京行って。で、小学校5年生から高校卒業まで京都で育ちました。ですから前は京都出身と言ってたんですが、今は岐阜ってことにしてます。京都だと上方落語の方がいらっしゃるんで遠慮してます(笑)



━落語家になろうと思ったきっかけは?
記憶がないですね。いつの間にかなってました。



━趣味とか特技ってありますか?
いまタップを習ってます。きょうも朝やってきたんですよ。やっと買ったシューズも持ってますよ。やっぱり芸人たるものたけしさん(ビートたけし)に憧れがあるので。でも本当は、漫才のおぼんこぼん先生のタップを見て感銘を受けてやり始めたんですが、それは内緒にしています。



━練習はどのくらいやってるんですか?
週1回やっています。始めてまだ半年くらいですね。芸人たるもの、やはりチャップリンを目指しています。12月に発表する会があるんですよ。歌ってタップやるっていう。



━落語とは別ですか?
全ては落語に繋がるのでしょう。



━落語に限らず他の芸人さんに芸を見ることは多いですか?
もうそれは、お笑いがもともと好きなので。青春はダウンタウンさんですね。落語家だと憧れになっちゃいますけど志ん朝師匠とかかっこいいですよね。でもそれは気軽に言ったら殺されるというか、お前が言うな、ってなるんで(笑)ただ、やっぱり憧れます。



━近場で意識している人は?
喬太郎師匠とか、古典と新作の両方やるっていうのはやっぱり理想だと思います。両方やりたいですね。



━2015年に受賞されている「渋谷らくご・奇妙な二ツ目賞」というのは?
特別賞で、二度とない賞でしょうね。誰も欲しがらないでしょう(笑)



━受賞がきっかけで何か変わりましたか?
やっぱり変わってるなって思われますよね。名前と併せて変わってるなって。まあこれは運命なんじゃないですかね?僕は普通にしたいんですけど。本当はまっすぐ生きたいです(笑)でもそれは名前が“A”になっちゃった時点で決められちゃったんですね。悲しい現実です・・・僕は志ん朝師匠を目指してるのに(笑)



━改名の予定は?
真打で“A”はカッコ悪いかなってのはありますけどね。かといって他の名前もなかなか。なんか良いのないですかね。募集しましょうかね。



━いまの高座の印象、手ごたえはいかがでしたか?
スタッフの方々の反応が笑っていいのかダメなのか、もしくは本当につまらないのか・・・不安でした(笑)でもこれはもう、切り替えて堂々とやろうと思いました。



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━『皿屋敷』と『罪と罰』を選んだ理由は?
最初だから慣れてるのやろうかな、と。一つ目は古典で、二つ目は新作。新作は前座のころに作ったやつです。いろいろ反応見ながら変えてますけど、きょうはいちばんオーソドックスなやつをやりました。原点に返るいい機会だなと。今度はたっぷり怪談話とか人情話とかやりたいですけどね。



━寄席場以外で寄席をやるとしたらどこでやってみたいですか?
山の中で。俺が上で待っててみんなが登ってくる。それで聞いて帰ってもらうっていう。僕は先に車で行って待ってます。皆さんは必死で“あれが聞けるんだ!”って来てほしいですね。何人来るかな。それかドームとかでやりたいですね。コンサートみたいに。ど真ん中でやりたいです。ドームでコンサート、目標です。歌ったりタップやったり。日本舞踊も習ってるんで踊ったり、例えば落語やったり・・・たまに落語やったり・・・



━日本舞踊以外にも何かやられているのですか?
もともとスポーツは好きなんですけど。続けてやってるのはないですね。水泳やったりたまに運動したりはありますけど、続けてるのはないです。笑いが趣味です。趣味を仕事にしたら行き詰りますよね。



━座右の銘とかありますか?
死あるところに生あり。これはやっぱり何事も無駄じゃないってことですね。何か失敗したところでそれは何かにつながるよ、という。っていうのを僕がいま作ったんですけど(笑)オリジナルの座右の銘です。いままさに生まれた、この瞬間に生まれた座右の銘です。って言ってて既にあったら嫌ですね、ありそうですよね。まぁ、すぐ忘れると思います(笑)

 

ミッドナイト寄席ゴールデン

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