2020年2月7日掲載分 勝新太郎さんの心をつかんだ東海林さん

来週はバレンタインですね、みなさんは何か思い出はありますか。
私は小４のとき、仲の良い女の子が３年以上片思いしていた男の子の家に本命チョコを持って、告白しに行くのを後ろから女子数人で〝見守り隊〟としてついて行った甘酸っぱい思い出があります。本命チョコって、今もあるのかな？

今夜の「スナック胸キュン１０００％　ママこの人つれて来た！」のお客さまは、リポーターの東海林のり子さんです。
これまではニュースの現場の空気感を伝えてきた方です。驚いたのが、見せてもらった取材ノート。新聞の切り抜きなどが張り付けられて、大学ノートが辞書みたいな厚さになっているんです。それが67冊分あるんですよ。信じられますか。
実際にマイクをもって、現場から生中継するリポートの様子を再現してくださったんです。「現場の東海林のり子です」から始まる東海林さんの語り口は緊張感が伝わってきますし、鳥肌が立ちました。現場で何の変化がなくても、外で５～７時間張り込みをする話や食事をとるときも事件が動いてしまうかもしれないから常に油断できなかったという話を伺って、緊張を強いられる、根気強さが必要な職業だと改めて思いました。
リポートの終わりも、続きが気になるよう余韻を持たせる話し方。まるで小説を読んでいるかのように引き込まれるんです。
でも、ただ取材すればいいのではありません。印象に残ったのは勝新太郎さんとのエピソードです。勝さんが出所後に出演した舞台で取材陣が来なかったときがあったそうですが、東海林さんは取材に行って、勝さんの心をつかんだそうです。

リポート力とお人柄とで実績を築いてきたことを知りました。東海林さんはこれまで、「伝える側」のお立場でしたが、今度は東海林さんの積み重ねた人生を伝える番なのかなと感じました。