東京ミッドタウンそばの路地裏に建つ「鮨海界」(すしかいかい)。
「海界」は日本古来の言葉で「うなさか」と読み、海の神と人間の世界の境目のこと。それをロゴや暖簾に水平線で表現している。
親方の西崎祐樹さんは調理師専門学校卒業後、ザ・ウィンザーホテル洞爺に就職。その後札幌の三つ星寿司店でも修業を重ねた。
35歳の時に東京で勝負したいと一念発起して上京し、2017年9月六本木に「鮨海界」をオープン。
そびえ立つ毛蟹の握りや、ミョウバンを使っていない塩水海胆の手巻きなど、北海道の魚を使い、日々改良を重ねストーリー、構成を練った10貫をいただく。