寿司の激戦区、銀座8丁目。かつて「鮨水谷」が入っていたという伝統の場所を継いで、2年前に誕生した「鮨とかみ」。
親方の佐藤博之さんは、若い頃よりレストランサービス業に興味を持ち、ウエイターやレストランの店長を経験するも、海外に渡り様々な食文化に触れる中、日本食の魅力を再認識。寿司職人の道を選び、神泉の名店「秋月」で江戸前の基本を学び、その後、西麻布の和食店で素材を生かす料理にも携わってきた。
2014年には、ミシュランで星を獲得。 最高峰の黒鮪を筆頭に、天然近海の魚介類に江戸前寿司伝統の仕事で、時には親方独自の手法で。おもてなし精神溢れる親方の握りをぜひ味わいたい。