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2019年03月29日公開 日本酒を枡で飲む枡酒の魅力!正しい飲み方と楽しみ方

日本酒を枡で飲む枡酒の魅力!正しい飲み方と楽しみ方

枡の香りが日本酒の味を引き立てる

一般的には、ぐい呑みやお猪口などで飲むイメージが強い日本酒ですが、枡を使う飲み方もあります。神事や神社の建造などに使われてきた杉や檜でできていることや、「増す」「益す」に通じることから、枡というもの自体日本では縁起が良いと考えられてきました。主な用途は計量用から酒器へと広がりました。

チェーン店の居酒屋などでは少ないですが、日本酒にこだわっている店では枡酒がメニューに並んでいるのも珍しくありません。枡で日本酒を飲むというのはそれだけで趣があり風流なものですが、枡の木の香りが日本酒に移り、普段とはまた違った味わいを楽しむことができます。


枡の種類

枡酒とひと言で言っても、杉や檜、漆塗りのものなど枡に使用される素材や種類はさまざまです。主にどのようなものがあるのか、それぞれの違いを細かく説明します。

木枡

木の温かみのある質感が特徴です。以前は杉を使用したものがメインでしたが、現在は檜製のものが多くなりました。檜を使用した枡は杉よりも丈夫で香りが良いため、枡酒では日本酒の風味と木の香りを同時に楽しめます。

逆に木の香りが日本酒に移るのが苦手な人には向きません。漆枡のような高級感はありませんが、木製の枡酒ならではの香りと奥深い味わいを求める人にはおすすめです。

塗枡

一見、漆塗りのように見えますが、多くは樹脂製の枡をウレタン塗装などで仕上げたものを言います。木製や漆塗りとの大きな違いは、その手入れのしやすさです。

漆塗りや木製のものは湿気や乾燥に弱く、手入れや管理をおろそかにしてしまうとカビやひび割れ、変形などのおそれがあります。塗枡は漆塗りのような高級感がありながらも、手入れ方法は比較的簡単です。手軽に枡酒を楽しみたいという人におすすめです。


枡に直接注がれた日本酒の飲み方

日本酒にこだわるお店などで冷酒を頼んだら、思いがけず枡酒を出されて飲み方が分からず困ってしまった...そのような経験をしたという人も少なくないかもしれません。いざという時に困らないために、枡酒の飲み方を覚えましょう。

枡はわしづかみせずに4本の指で支える

初めての場合は、勝手が分からず枡を上からわしづかみにしてしまいがちですが、マナー的にそれはNGです。まずは両手で横から枡を持ち上げ、親指以外の4本の指で枡の底部分を支え、親指を枡の淵に乗せます。その際、片方の手を枡に添えるようにして持ちましょう。

最初はなみなみとお酒が入っているので、それなりに重さがあります。うっかり手を滑らせて枡ごと落としてしまわないように注意しましょう。

枡の縁から飲む

縁の平らな面に口をつけ、静かにすするように飲みましょう。次に飲み方です。飲みやすそうに見えるせいで無意識に角から飲んでしまいたくなりますが、実は正しい飲み方ではありません。もちろん、すする時にも音を立ててしまわないように注意しましょう。


枡の中にグラスを置く「もっきり」の飲み方

「もっきり」という言葉は「盛り切り」「盛りこぼし」とも言われます。昔の酒店では量り売りがメインでした。自慢のお酒を少しでも多く飲んでほしいという思いから、こぼれるギリギリまで酒を注いだことに由来しています。

グラスになみなみと注がれた「もっきり」の粋な飲み方を覚えて、日本酒通になりましょう。

グラスに直接口をつけて飲む

まずはグラスに直接口をつけて、2口ほど飲みましょう。今にもこぼれてしまいそうにお酒がなみなみと注がれている場合は、グラスを持たずに口を近付けるようにして飲むのもマナー違反ではありません。

どうしてもそのような飲み方に抵抗があるという人は、グラスのお酒を少しだけ枡の中にこぼしてしまってから飲むのも一つの方法です。

お酒が少なくなったらグラスを外す

グラスの中身がある程度入っている時は、グラスを毎回枡の中に戻すようにします。お酒が少なくなってからグラスを外すのが一般的ですが、グラスを持った時にお酒が滴り落ちてテーブルを汚してしまうのが気になるという人は、少しだけ飲んでグラスを枡から外してしまっても大丈夫です。

グラスを外す際はおしぼりなどでグラスの底を軽く拭きます。一度机に置いたグラスは枡に戻さないようにしましょう。

枡のお酒をグラスに注ぐ

グラスの中身が残り少なくなったら、枡のお酒をグラスに注ぎましょう。枡に慣れていない人や、木の香りが強いのは苦手という人には、この飲み方の方が安心感があるかもしれません。

普段と違う飲み方をしてみたい人や、木の香りと質感を楽しみたい人、日本酒と木の香りとが織りなす味わい深さを堪能したい人は、グラスに移さず枡のまま飲むのがおすすめです。


枡の角に塩を乗せる飲み方

同じ枡酒でも主に枡を使って日本酒を飲む人におすすめなのが、枡の角に塩を乗せる飲み方です。昔は日本酒のつまみといえば塩でした。枡の角に塩を一つまみほど乗せ、少しづつなめながら日本酒を味わう飲み方は日本に昔からある飲み方の一つです。

日本酒はお米からできているものなので、その透明な液体の中に甘味や酸味、旨味や苦味といった複雑な味の要素が詰まっています。たとえばおいしいものを食べた時、人の味覚を構成しているのはその4つの要素に塩味を合わせた5つの要素です。塩とキャラメルやチョコレートが合うのも、これが理由。

日本酒にはすでに4つの要素は備わっているため、ここに塩味を補完することで日本酒の味がさらに奥深いものになります。枡の塩をなめながら飲むというのが苦手な場合は、指先に少しつけてなめても大丈夫です。


積極的に枡酒にチャレンジ!

枡の種類や、枡酒の飲み方について詳しくみてきました。飲み方が分からないと困惑したり及び腰になってしまいますが、基本さえ知っていれば緊張せずに楽しんで枡酒に挑戦することができます。自宅で枡酒をたしなむ場合は、枡にこだわってみたり、色々な種類の塩を試してみるのも良いでしょう。

さまざまな飲み方やマナーなどをみてきましたが、マナーにとらわれ過ぎてお酒を楽しめなくなってしまっては本末転倒です。基本的な知識を覚えたら、最低限のマナーを守って、少しずついろいろな種類を試してみるのが日本酒を楽しむ秘訣です。銘柄の違いだけでなく、グラスで飲むか枡で飲むかということや温度、合わせる料理などによって日本酒をいろいろな面から楽しんでください。

枡酒のポイント

  • 1.枡酒のポイント
  • 2.枡酒は角ではなく縁から飲むのが正しいマナー
  • 3.通な飲み方は枡の角に塩を乗せる

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