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2019年02月26日公開 日本酒検定の試験内容とは?詳しくなればもっと美味しくなる!

日本酒検定の試験内容とは?詳しくなればもっと美味しくなる!

日本酒に関する検定試験や認定資格はいくつかあります。初めて受けるのであれば、日本酒検定が好適でしょう。なぜなら、日本酒の魅力を知ってもらうことを目的として実施されている検定だからです。しかし、どのような検定がよくわからないという人も多いでしょう。そこで、ここでは日本酒検定の内容や受験資格などを詳しく紹介していきます。


日本酒検定を主催しているSSIとは?

日本酒検定を主催しているのは、日本酒サ―ビス研究会・酒匠研究会連合会(英文名:SAKE SERVICE INSTITUTE・略してSSI)です。SSIは、1991年に設立されました。設立の目的は、日本酒や焼酎を中心に酒類の総合的な研究を行い、日本における酒文化の発展や関連業界の支援を行うというものです。主な事業として、日本酒を始めとした酒類全般や飲食に関する調査研究、日本酒の知識啓蒙や普及、人材の育成などがあります。日本酒や焼酎を提供するプロフェッショナルの育成やさまざまな認定資格、検定も実施しており、日本酒検定はそのうちの1つです。

日本酒検定は、消費者に日本酒の魅力を知ってもらう機会を提供し、深く楽しんでもらうことを目的として実施されています。お酒の試験ですが、テイスティング能力は問われません。問われるのは、日本酒に関する深い知識や雑学が中心です。


20歳以上なら誰でも!日本酒検定の受験資格

日本酒検定には、3級・2級・準1級・1級の4つの級があります。級を飛ばしていきなり1級から受けるといったことはできません。3級から始め、順に級を上げていく必要があります。3級は、20歳以上であれば誰でも受験可能です。3級に合格すると2級の受験資格が得られ、2級合格で準1級、準1級合格で1級を受けられます。ただし、SSIが主催する認定資格である「日本酒学講師」か「酒匠」を取得しているのであれば、準1級から受験可能です。「唎酒師」を取得している人は2級から受けられます。受験資格を満たす場合は、級を併願して受けることも可能です。

SSIが日本酒検定を主催する目的は、日本酒の魅力をもっと理解して楽しんでもらうことです。検定試験に合格する人は、次のような人物像が求められます。

・1級・準1級:日本酒に関するあらゆることに精通しており、後世に継承発展を行える者
・2級:日本酒の特徴や魅力を理解し、新しい楽しみ方を考案できる者
・3級:日本酒の基礎知識や周辺知識、特徴、魅力を理解して第三者に伝えられる者


出題は5分野から!日本酒検定の試験内容とは?

検定試験は、次の5つの分野から幅広く出題されます。
・歴史、文化...飲酒文化や地域文化など
・造り方...日本酒の原料や製造方法
・モラル・マナー...未成年の飲酒の危険性、飲酒時のマナー
・楽しみ方...適温、酒器、料理との相性など
・雑学...生産量や海外事情など
日本酒の原料や製造方法といった基本的な知識から、飲酒のマナーや銘柄、海外事情まで出題範囲は多岐にわたり、偏りなく問われます。幅広く、深く学ぶことが大切です。

ただし、テイスティングはありませんので、全ての試験範囲は前回の試験問題や参考書などを使って自宅で学習することが可能です。出題テキストは公式WebサイトやAmazonを通して購入できます。問題数は全部で50問あり、問題形式はマークシート方式です。回答時間は50分ですので、1問1分のぺ―スで素早く的確に答えていく必要があるでしょう。


気になる合格基準!検定料や日程について

各級の合格基準は異なり、2019年現在、1級に合格するには全問題の85%以上を正解する必要があります。準1級は80%以上、2級は75%以上、3級は70%以上が基準です。上級になるほど高い正解率が求められますので、うっかりミスをして取りこぼすことがないようにしましょう。また、各級で検定試験料も異なります。試験料は、税込料金で1級5250円、準1級4700円、2級4200円、3級3650円です。検定試験の日程や会場はその都度SSIの公式Webサイトに掲載されますので、受験したいと思ったときはまずサイトをチェックしましょう。試験日の16日前までオンラインによる申込みを受けつけています。

なお、受験の結果通知は検定日の40日以内に自宅に届く予定です。合格者にはカード型の認定証も郵送されます。さらに、合格者限定で各級別のピンズや専用額入りの卓上認定証、合格認定名刺などを購入することも可能です。有料ですが、合格した記念に購入するのも良いでしょう。


ダウンロードも可能!日本酒検定で出題される問題例

公式Webサイトでは、前回の試験問題をダウンロードすることができます。試験を受ける予定の人は実際にダウンロードして内容を確認し、学習しておくと良いでしょう。出題される問題は、「日本酒を造る際に使用される米の種類はどれか(正解は『粳米(うるち米)』」「玄米中70~80%を占め、ほとんどがデンプンである成分はどれか(正解は『炭水化物』)」といった内容です。最難関の1級では、「酒造好適米『出羽燦々』は何を交配して開発されたか(正解は『華吹雪と美山錦』)「出雲市の佐香神社に祀られている酒と農業の神はどれか(正解は『久斯之神』)」といった問題が出題されています。

試験では、爽酒(そうしゅ)や山廃(やまはい)などの普段は聞き慣れない言葉もたくさん出てきます。飲酒運転に対する罰則規定なども出題範囲です。公式テキストに書かれている事項を、網羅的にしっかり学んでから試験に臨む必要があるでしょう。


日本酒検定以外にも!おすすめ認定資格

SSIは、日本酒検定以外にもさまざまな認定資格を主催しています。代表的な認定資格としては、「唎酒師」が挙げられるでしょう。利き酒とは、色や香り、味を確かめてお酒の品質を判定することです。唎酒師はいわば日本酒のソムリエで、飲食店や酒類を販売する業務に就いている人、将来的に目指している人を対象としており、2017年時点で3万人以上が認定を受けています。唎酒師は、日本酒のテイスティング力があれば良いわけではありません。ほかにも、日本酒を始めとする飲料全般・食品の基礎知識や日本酒のサービス力(おもてなしやニーズをつかむ力)、日本酒のセールスプロモーション提案能力も求められます。

唎酒師の認定を受けるにはいくつかのパターンがあります。それが、通信プログラムを受講して規定の課題を提出し合格点を取る、2日間集中プログラムに参加して講義を受し試験を受けて合格する、1日通学コースや夜間通学コースで学び試験に合格するといった方法です。遠方で通えない人は通信プログラムにするなど、状況に合わせて最適な方法を選ぶと良いでしょう。教材には、テキストだけでなくテイスティング用のお酒も含まれています。実践的に学び、テイスティング能力を向上させることができるでしょう。

唎酒師の上位資格として「酒匠」があります。酒匠は日本酒や焼酎のテイスティングの専門家です。取得している人の多くは料理店や酒販店、種類卸売業のバイヤーなどですが、テイスティング能力を高めたいと思っている日本酒の愛好家も受けられます。酒匠として認定されるためには、試験を受けて合格しなければなりません。また、酒匠になるのに必要な高いテイスティング力を身に着けるための講習会も行われています。受験や受講するためには、所定の職務経歴書と所定のレポートとを提出することが必要です。


まとめ

日本酒は、熱くしても冷やしても美味しいという世界でも稀有なお酒です。果実のように芳醇な香りや、産地や酒蔵によって異なる味わいに魅せられている人も多いでしょう。飲んで味わうだけでも良いですが、日本酒について深く知れば知るほどより楽しめるようになります。日本酒に興味がある人は、まずは日本酒検定の3級に挑戦してみてはいかがでしょうか。さらに学びたくなったら、2級、準1級とチャレンジしていき、日本酒の知識を深めましょう。

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