2020年12月1日公開 【Vol.29】生原秀将選手／横浜ビー・コルセアーズ

今回も新型コロナウィルスの影響によりオンラインでの対談となりました。本来ならばクラブを訪問し、アリーナ周辺やホームタウンの雰囲気も知りたかったのですが状況も状況ですので、クラブと選手の方々にご理解を頂きましてオンラインでの取材をさせて頂く事になりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。本当にご理解ありがとうございました。

と言う事で、第29回の「BS12水曜バッシュ！」のゲストは、横浜ビー・コルセアーズの#46生原秀将選手でした！！今回、生原選手とは初対面でして、「どんな感じなのだろう？」と収録前から考えていました。おそらく真面目な性格、結構バスケのネタばかり話しそうだなぁと思っていました…が、トークが始まってみるとびっくり！スニーカーネタばかりで、逆にかなり好感を持てたのが正直な気持ちです。笑（本人は水曜バッシュというタイトルから、シューズの話が良いと思い込んでいたそうです）

トーク中は終始笑顔で対応してくれた生原選手。正直、とても話しやすかったです！笑最初からスニーカーの話がマシンガンのように飛び出し、会話をしていて、今時の若者だなぁと感じて、それがなんか僕も心地良かったんですよね。プレーだけを外から見ていると、バスケに対してかなりストイックで真面目そうな青年に見えていたので、今回のようにバスケ以外の話で盛り上がったりするとオンとオフの切り替えがとても上手い選手なのだろうなと思ったりもしました。

さて、生原選手のスニーカーの話では、アプリで抽選に落選するとか当選するとかの内容でして、今の若者の間では普通のことだとは思うのですが、僕の世代からすればあまり考えられないことでした。僕の時代の懐かしい話で言えば「エアマックス狩り」とか。笑　しかし今も昔もスニーカーが好きな人は多い！僕はこの生原選手のアプリ抽選の話には、なんとかついていけてましたので大丈夫ですが、分からない人はぜひ動画を見て、生原選手が話している「スニーカーアプリ」をダウンロードしてみて下さい。笑

その他、スニーカーの話以外ではもちろん現在のご自身の状況も話してくれました。このコラムが掲載される頃はもう復帰していると思いますが、生原選手はシーズン前に怪我をしてしまい、撮影時はリハビリをしながら復帰の時期を調整している段階でした。今まで大きな怪我がなかったと言うことで、かなり色々な感情が混じり、焦りやイライラしてしまう時もあると話してくれました。正直、僕の目から見て、あまりイライラしたり焦ったりと感情の起伏があまりない選手だと思っていたので、この言葉や思いを聞いたときは意外でしたね。

ポイントガードと言うポジション柄、感情のコントロールは非常に大事な事ですし、そこが全てだと言ってもいいと思っています。ですから、包み隠さず自分の感情のことをここまでオープンに話せる生原選手は逆に素晴らしいなと思いましたね。自分で発言することでプレッシャーをかける…プロとして次のステップに行っているなぁと感じました。宇都宮ブレックス、シーホース三河と名門を渡り歩いてきて、各チームで素晴らしいポイントガードの先輩方とプレーしてきて学んだこともたくさんあるでしょうし、そこから自分に合うモノだけを吸収し、今は自分なりのスタイルやルーティーンが出来つつあると思います。

そんな彼が復帰して、横浜ビー・コルセアーズが右肩上がりになることは間違いないと思います。ヘッドコーチのスタイルや意図を理解する時間も少し必要だと思いますが、キャプテンとしてチームをまとめつつ、ベンチからチームを客観的に見て気づいたことを自分のプレイスタイルに落とし込んで実行出来れば、この時期の苦労は今後の彼のキャリアにとって重要な時期だったと振り返れると思います。

無事に復帰を果たしシーズンをしっかり終えることがファンの皆さんの思いだと思うので、生原選手にはまずは元気な姿を見せて欲しいと思います。スニーカートークでもかなり生原選手が好きになりましたので、今後の活躍を期待してます！