2020年1月30日公開 【Vol.14】細谷 将司 選手／秋田ノーザンハピネッツ

　第14回の「BS12水曜バッシュ！」のゲストは、秋田ノーザンハピネッツの#6細谷将司選手でした。
　
実は初対面の細谷選手。昔から存在は知ってはいましたし共通の知人もいましたが、こうやってしっかり話すのは初めてでした。会う前の印象は「好青年」でしたが、会った後も「好青年」でした！！「自分の娘の旦那になって欲しいナンバー１」といった感じでしょうか（笑）。　そのぐらいの好青年でしたね。

でも、僕が今回一番彼のことについて興味があったのは「これまでのキャリアを歩んでくる時に持っていた想いはどのようなものだったのか？」という事でした。高校、大学と目立った成績はなく、一度は就職したものの、トライアウトを受けてプロの道へと進んだ細谷選手。どんなメンタル状況で現在のポジションまで登り詰めて来たのでしょうか。

　その想いは対談内でガッツリと聞くことが出来るのですが、それを聞いて僕は本当に納得しました。やはりその想いが全てなのだろうなぁと。同じチームの伊藤選手と同様に、細谷選手もその想いが伝わってくる選手だなと思いました。秋田に来たからそう思うのではなく、その前に所属していたチームでのパフォーマンスを観ていても本当にその想いが伝わってくる選手だと思いましたね。

　その想いはというと、「ただバスケが好きだから」と言うことでした。

本当にそれに尽きると思いますね。好きだからこそ練習もするし、壁にぶつかってもそれを乗り越えていけると思うし、上を目指す事を止めないのだと思います。このような想いを持った選手はたくさんいると思うのですが、継続して行くのは本当に難しい事だと思います。だからこそ、細谷選手のプレーもそうですがこの心構えを子ども達や同じ境遇にある選手達には知って欲しいと思いますし、そういった選手達に希望と勇気を与えると思っています。

　そしてもう一つ、感心したことが対談後にありました。

挨拶をしてそのまま帰るのかと思ったら、僕のところに来てこう言いました。
「渡邉さん、一つ聞きたいことがあるのですがいいですか？」と。その内容は伏せますが、このタイミングでこの姿勢には本当に驚きました。初対面の自分に話を聞いてくる姿勢というのは簡単ではないと思いましたし、こういう機会も自分のプラスにしてもっとチームのために貢献したいという気持ちがすごく伝わってきました。今まで以上に彼のパフォーマンスに注目したくなりましたね！

　伊藤選手と共に秋田を後半戦も牽引する細谷選手。今まで以上に結果を求められると思いますが、クレイジーピンクの皆さんと共に楽しんで欲しいと思います！　頑張って！