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2019年11月28日公開 【Vol.9】安藤 誓哉 選手/アルバルク東京

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後編
渡邉拓馬の「水曜バッシュ!取材後記」 安藤 誓哉 選手/アルバルク東京

 第9回の「水曜バッシュ!」のゲストは、アルバルク東京の#3安藤誓哉選手でした。

僕は2019年2月までアルバルク東京に在籍しており、安藤選手とも色々と話せる仲でしたので、退職してから今回の撮影までの間に起きたことについて話す事をとても楽しみにしていました。特に、昨シーズンのファイナルの事から日本代表の事まで、彼には聞きたい事がたくさんありましたね。

 撮影でまず初めに話したのは、昨シーズンのファイナルのこと。試合後、彼が号泣したシーンは僕の中でとても印象的でした。昨季は千葉ジェッツが有利と言われている中で、アルバルク東京がその予想を覆す形になったので、それは喜びも大きかったとは思うのですが、彼の涙は僕の中では予想外で、試合後の安藤選手と小島選手との抱擁もグッとくるものがあったからです。今回、彼にあの抱擁の理由を聞くと、「実は前日、2人とも体調を崩していたんです」との事でした。それを聞いて、ファイナルでのPGとしての責任の大きさがどれだけ大きい事か、改めて感じましたね。

アルバルク東京が勝ち続けていることに対し、外から観ている僕らからすれば当たり前のように見えますが、プレイしている本人達にそこまでの余裕なんて全くないと言うことですね。勝たなくてはいけない、勝ちたい、勝たせたい、様々な感情が湧き上がる中、しっかりとゲームをコントロールしなくてはいけない。その思いが叶って、あの涙と抱擁に繋がったのでしょう。

また、安藤選手は今季の小島選手の怪我は非常に辛いとも話していましたね。ライバルと言ってもおかしくない同じポジションの選手にこの感情を持てると言う事が、安藤選手の人間性であり素晴らしい魅力だなと感じましたね。

 そんな魅力を持った安藤選手は、昔から僕の注目選手でもありました。彼が宇都宮ブレックス(当時栃木ブレックス)に在籍していた頃、ウォーミングアップをする姿にも注目して見ていました。当時はあまりプレイタイムもなくほぼ控えで、ベンチに座ったまま試合を終えるというシーズンでしたが、彼はチームの誰よりも最初にコートに入り、自分のルーティンでアップを始めていました。そのシーンを見て、若いのに、プレイタイムがないのにしっかりと自分のビジョンを持った選手だな、という印象を持ったのを覚えています。

その彼の地道な思いの積み重ねが、今年のW杯のメンバーに選ばれたことに繋がっているといっても過言ではないと思うんですよね。W杯前のジョーンズカップへのモチベーションもですが、彼のバスケットボールというか、目の前の試合に臨む姿勢というのは本当に感心するばかりです。

 そして、彼と話していて一番感じる事が、「自然体」という言葉ですね。いつどんな時に話しても、同じ対応で感情の波がない。これは本当に素晴らしいと思っています。タレント揃いのチームでも遠慮せずに自分の存在感をどんどん出すし、コートを離れても外国籍選手や日本人選手の間に入りコミュニケーションを取る。その行動には不自然さがなく、とても自然で純粋さを感じます。ルカHCにかなりの回数で怒られていると思うのですが、その事も笑顔で平然と話す・・・。もう、彼のファンになってしまいますよ。笑
それほど人間性が素晴らしい選手だなと今回、本当に思いました。

 2連覇中のチームのPGがこの人間性だと、他チームは本当に厄介だと思いますね。田中選手や竹内選手といった、日本代表選手でありチームの柱となる選手がたくさんいるアルバルク東京ですが、彼らを支えつつ、チームを牽引する安藤選手こそが一番警戒しなきゃいけない選手なんじゃないかなと思うような対談でした。

 これから人気もますます出てくると思う安藤選手、今季も活躍を期待してます!!

「水曜バッシュ!」

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