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2019年05月28日公開 「パフォーマンスを左右する指先の感覚」(前編)

「パフォーマンスを左右する指先の感覚」(前編)

2018−2019シーズンは、アルバルク東京の2連覇で幕を閉じた。私自身、ファイナル前座の「Unifide Basketball Sports Special Game」に参加し、スペシャルオリンピックスのアスリートとファイナルのコートでプレイさせて頂ける機会がありましたが、ア リーナ内の雰囲気は試合前から今までに感じた事がないぐらいの盛り上がりを感じました。

正直、「Bリーグが開幕し3シーズン目でここまで来たか」という感情になり涙腺が緩んだのを覚えています。2年前の開幕時にも似たような感覚がありましたが、今回はその当時よりも観客の皆さんのプロバスケットボールリーグへの理解や反応、選手への声援の大きさなど、自分が応援するチームへの愛情を肌で感じました。また、選手個々からはバスケットボールに対しての姿勢の変化・想い・プライド・責任感などを今まで以上に感じ、沢山の感情が心につき刺さったファイナルとなりました。

 試合の内容も、もちろん素晴らしいものでした。ファイナルに相応しい内容であり、幅広いバスケットボールファンの心を掴む試合だったと感じています。このような試合が増えれば、もっともっと日本バスケットボール界は発展していくと確信しました。今から来シーズンの開幕が待ち遠しいですね。楽しみです。

 さて、今回はこのファイナルの結果を踏まえて、より選手目線というかアスリート目線でバスケットボールというスポーツを見ていきたいと思います。今まで、皆さんが感じてきた事と違ったり、もしくは同じ考えだったりするかもしれませんが、この事がパフォーマンスに大きく影響しているのは間違いないと思います。

 レギュラーシーズンを52勝8敗の1位通過の千葉ジェッツをはじめ、栃木ブレックス、新潟アルビレックスBBなど、レギュラーシーズンでの成績がアルバルク東京よりも良かったチームは3チームあります。また、シーズン中にアルバルク東京に勝利したチームは他にもあり、しかしその中で、ファイナルという舞台でアルバルク東京が勝利した理由は何なのでしょうか? 

 バスケットボールは経験のスポーツと言われたり、習慣のスポーツとも言われたりします。確かに、Bリーグ優勝経験や、日本代表選手の存在、日頃からの厳しい練習など、アルバルク東京の選手たちもそれに該当しますが、それだけが理由ではないと思うのです。わたしは、アルバルク東京が勝利した背景を、チームではなく選手個人の目線で考え、メンタル面の重要性について考えてみました。

 少し話は変わりますが、みなさんはバスケットボールはどのようなスポーツだと思いますか? 小学校から体育の授業で取り入れられており、身近に感じるスポーツでもあり、簡単に出来るスポーツと感じる人もいるでしょう。バスケットボールはサッカーやラグビー、野球やバレーボールよりも、ボール自体の大きさは大きく、ある程度自由にコントロールしやすいし、また、ラグビーやサッカーよりも体のぶつかり合いは激しくなく、ファールの基準もあります。コートもそれらのスポーツよりも狭かったりするし、交代も何回でも出来ます。もちろん他にももっと違いがあるでしょうが、その中でも、なぜバスケットボールが他のスポーツよりも身近に感じ、簡単にプレイ出来る様に見えるのかと言うと、それは手(指)で出来るスポーツだからです。

 普段から使い慣れている手(指)で行うスポーツだから、誰でも出来るし誰でもシュートやドリブル、パスが出来るのです。

 バスケットボール未経験者の方からみれば、フリースローを落としているプロ選手を見れば、「プロなのにあんな近くから入らないのか」と思う方もいるかもしれません。試合中にゴール下のノーマークシュートを落とせば、「あんなの落とすのか!」と驚く方もいるはずです。それほど、バスケットボールのシュートは近ければ近いほど簡単そうに見えます。もちろんそうなのですが、そこにはバスケットボールを経験しないと分からない事があります。それが今回の題名にもある、「指先の感覚」なのです。 (後編につづく)


渡邉拓馬プロフィール:
福島県福島市 出身。
1978年10月07日 生まれ。

元バスケットボール日本代表で現在は、
「3×3」(スリーバイスリー)、
プロバスケットボールプレイヤーとしても活躍するなど、
全国でバスケ普及活動を実施中!!
instagram : @watanabe12takuma
Twitter : @Takuma_w1007

ライター!拓馬先生。

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