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2021年6月14日公開 「B.LEAGUE AWARD SHOW 2020-2021」レポート

「B.LEAGUE AWARD SHOW 2020-2021」レポート

レギュラーシーズンベスト5に輝いた選手たち(マブンガ選手は欠席)。和洋折衷の斬新なスタイルで登壇した

 

6月6日のB3レギュラーシーズン最終戦をもって、今季のBリーグのシーズンがすべて終了しました。

6月4日、5日に行われたB.LEAGUE AWARD SHOWに登壇した島田慎二チェアマンによると、今季のB1、B2は予定されていたレギュラーシーズン1080試合のうち1037試合を実施し(遂行率は96.2パーセント)、B1チャンピオンシップ、B2プレーオフを含めると1073試合が行われました。各クラブの感染対策や計22回のPCR検査により、所属選手、スタッフのコロナウイルス陽性率は0.176パーセントにとどまりました。

「ここからクライマックス」というタイミングでシーズン中止となった昨季を振り返れば、陽性者の発生とそれによる活動中止や試合中止、行政の要請による無観客試合、シーズンインの延期(B3)といった様々な障壁を乗り越えながら、最後までシーズンを完走できた喜びはたとえようのないものです。選手、スタッフ、リーグ関係者のみなさん、ファン。今季のBリーグを作ってくださったすべての方に、お礼を述べさせていただきます。

昨季に引き続きオンラインで実施されたアワードショーは、以下のような構成でした。

◎1日目
年間優勝クラブ、最優秀ヘッドコーチ賞、最優秀審判賞
B2リーダーズ、B2レギュラーシーズンMVP、B1リーダーズ
功労者表彰、レギュラーシーズンMIP、新人賞ベスト5、最優秀新人賞

◎2日目
BREAK THE BORDER賞、クラブ表彰、マスコットオブザイヤー
バスケットLIVE ON FIRE大賞、ベストタフショット賞
ベストディフェンダー賞、ベスト6thマン、レギュラーシーズンベストファイブ
レギュラーシーズンMVP

※各受賞者はBリーグの特設サイトで確認できます

 

熾烈な新人王争いを制したテーブス海

「B.LEAGUE AWARD SHOW 2020-2021」レポート

ファイナルのコートでもプレータイムを得たテーブス選手。破れた悔しさを糧に成長してほしい

 
1日目のクライマックスとなったのは新人賞です。選手、ヘッドコーチ、メディアによる投票で上位5位以内に入った選手を「新人賞ベスト5」として選出し、うちトップを獲得した選手を「最優秀新人賞」として表彰するという方式は、去年から採用されたものですが、今季はプレータイムを獲得した選手が非常に多かったため、例年に増してポイントが割れました。

上位5人のランキングは以下の通り。
1位 テーブス海(323ポイント、宇都宮)
2位 小酒部泰暉(298ポイント、A東京)
3位 増田啓介(218ポイント、川崎)
4位 アイザイア・マーフィー(218ポイント、広島)
5位 寺嶋良(175ポイント、京都)

トップに立ったのは、強豪・宇都宮でプレータイムを確保し、ベテランぞろいのチームに新たな風を吹かせたテーブス選手。アメリカ大学界の最高峰・NCAA1部校でスターターをつとめたほどの実力者といえども、猛者が集うプロリーグではミスを犯したり流れを失う場面も少なくありませんでした。

今季一番悩んだのは、チームにフィットし勝利にこだわりながら、どうやって自分らしいプレーをしていくかということ」とはアワード後の会見での本人談ですが、お祝いメッセージ内、安齋竜三ヘッドコーチの「若い選手は失敗を長く引きずりがちだが、海は一瞬は落ち込めど、すぐに立ち直ってベンチで声を出したりできる選手」というコメントが示すとおり、チームのため、自分のために常にチャレンジし続けようとする気概が素晴らしい選手でした。

シーズン前から目標に掲げていた新人王を獲得し、「ほっとした」と率直な感想を述べたテーブス選手。「他のルーキーもみんな素晴らしかったので、新人王はちょっと無理かな…と思いながらアワード会場に来ました」と笑いつつ「今後の一番の課題は試合の流れを読んだゲームメイク。ブレックスのポイントガードはみんなそこが素晴らしいので、先輩たちからどんどん吸収して、もっといいポイントガードになりたい」と抱負を語りました。

ちなみにこの日は、マーフィー選手以外の4選手が記者会見に登場。有望選手が一堂に会する機会もそうそうないので、それぞれが気になったルーキーについて聞いてみました。

寺嶋選手「マーフィー選手。身体能力があって素晴らしい選手だと感じました

増田選手「ここにいる選手もいない選手もみんな素晴らしかったので特定の選手を挙げるのは難しいですが、一人挙げるとすると、新人王をとったテーブスなのかなと思います

小酒部選手「テーブス選手ももちろん素晴らしかったんですけど、増田選手はフィジカルが強くて、コンタクトしたときにズレを作られてやられました。マッチアップした中で一番すごい、素晴らしい選手だと感じました

テーブス選手「もちろんみんな素晴らしかったけれど、一番印象に残ったのは小酒部選手。実は、彼はアメリカにいるときから注目していたんですが、実際対戦してみるとパワーやスピードが想像以上でした。ケガで試合に出られない時期もあったけど、復帰後すぐにスタメンとして活躍したのもすごいと感じました

「B.LEAGUE AWARD SHOW 2020-2021」レポート

新人ベスト5に選出された選手たちも、ファッショナブルな装いで登場した(マーフィー選手は欠席)

「弟が与えてくれた最高のプレゼント」(金丸晃輔)

「B.LEAGUE AWARD SHOW 2020-2021」レポート

熾烈なマークを受けながら高い得点力を発揮する金丸選手

 
アワードの大トリは、もちろんレギュラーシーズンMVP。以下、上位5選手の投票結果です。

1位 金丸晃輔(279ポイント、三河)
2位 富樫勇樹(269ポイント、千葉)
3位 ジュリアン・マブンガ(170ポイント、富山)
4位 藤井祐眞(168ポイント、川崎)
5位 ニック・ファジーカス(148ポイント、川崎)

リーグ初年度から毎年ベスト5を受賞していた金丸選手が、富樫選手との激戦を制し初の頂点に立ちました。受賞の報を聞いたときはちょっぴり意外な思いでしたが、最も多くの票を持ち、実際にコートで相対している選手たちに、それだけ大きなインパクトを与えたということを示す結果とも言えるでしょう。スタッツを見てみても、年を追うごとにマークが集中しているはずなのに、NBAで超一流シューターの証とされる「フィールドゴール成功率50%、3ポイント成功率40%、フリースロー成功率90%」という指標とほぼ同じ「49.3%、46.6%、90.7%」を叩き出しています。

MVPの発表直後の第一声は「頭が真っ白なんですけど…」。その後は「信じられないですね。本当にうれしいです」と続けた金丸選手。2人のお子さんから贈られたイラストボードを愛おしそうに見つめながら「家でもお絵かきや塗り絵をよくやっていて、だんだんうまくなってるなって思ってたんです。上手に書けているので涙が出そうです」と話していました。

また、スピーチの中では、急逝した弟さんへの感謝も明かしました。

今回のMVPは、弟からもらった最高のプレゼントなのかなとも思います。毎試合映像で見てくれていたので、『やっとMVPをとったよ』と報告してあげたいです

3ポイントシュートのアテンプト(試投数)を増やすという目標のもと、下半身の強化や食事面などの改善に取り組んだ金丸選手。その目標をしっかり達成した上で(昨季より1試合平均が3.8→5.8に向上!)「納得できるパフォーマンスができました」と充実感をのぞかせました。

外国籍の長身アウトサイドプレーヤーがトレンド化しつつある中、各チームの”ストップ・ザ・金丸”の動きはいっそう激しくなることが予想されます。「来季はまた違った目標を設定し、それをクリアできるようにがんばっていきたい」と話す金丸選手が、相手チームの対策をどのように攻略してシュートを決めるのか、今からとても楽しみです。

「B.LEAGUE AWARD SHOW 2020-2021」レポート

富樫選手、金丸選手、ファジーカス選手という常連に、藤井選手とマブンガ選手が加わった今季のベスト5

 
***
Bリーグのシーズン終了に伴い、当連載もしばしのオフ期間に入ります。東京オリンピックの熱狂を引き継ぐであろう来季のBリーグでは、一体どのような戦いが見られるでしょうか。またお目にかかれることを楽しみにしています!

文:青木美帆
写真:🄫B.LEAGUE

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