
「富樫バーガー」を筆頭に、ユニークなメニューがたくさんある
Bリーグ各クラブが、本格的なシーズンに突入しました。新シーズンの対戦カードも発表され、Bリーグファンのみなさんのテンションもいよいよ”シーズンイン”という様相ではないでしょうか。
新型コロナウイルスにまつわる問題が今後どうなっていくかを見定めるのは、とても難しいことです。どれだけのファンが試合会場で観戦できるのか、そして、会場における「当たり前」――飲食や、パフォーマンスや、応援方式などが、どれだけ当たり前のものとして存在し続けられるかは、その時になってみないとわからないというのが実情だと思います。
そんなモヤモヤした感情を抱えつつ、昨季までの日常、そして新シーズンへのワクワク感を呼び覚ますお手伝いとして、今回は千葉ジェッツのアリーナグルメについてレポートしようと思います。
※掲載のタイミングを見失い続けて、謎時期の掲載となってしまいましたが(深謝)、改めて当時撮った写真を見返してみると、たった数カ月前のことなのに遠い過去のことのように感じることに驚きました。日常よ、早く戻っておいで。
私が取材に訪れたのは、2月16日の千葉ジェッツ×大阪エヴェッサ@船橋アリーナ。船アリへは船橋日大前駅から徒歩で向かうのがデフォルトでしたが、この日は趣向を変えて北習志野駅からバスというルートを選択しました。
我が家からだと、このルートは正直あまりアクセスがよくなかったですが、専用バス内のアナウンスをジェッツの選手たちが担当していたりして、なかなか楽しかったです。
新京成電鉄さんのがっつりしたジェッツ愛アピール
ラッシュ時は1時間に4本という運行スケジュール
当初、私は試合取材のみに焦点を絞り、グルメレポートをする予定はまったくありませんでした。Bリーグ開幕年に飲食ブースを利用したときの「わりと普通」という印象が強かったからです。
しかし、せっかく早く到着したし…と小腹満たしのために飲食ブースを覗いてみたら、驚きました。3年前とは雰囲気が全然違う!!!
にぎわうジェッツフードラウンジ(アリーナ二階にあります)
出店している会社は複数あるが、同じ装飾を施しているため統一感がある
これは、飲食そのものにも期待が高まりますね……。
それではフードラウンジに突入。入口には、販売されているメニューがすべて掲示されています。
充実のラインナップ。売り切れたものに印がついているのがありがたい
「この会場でしか味わえないものを」という観点で、私が購入したのは以下の3品。お味のほうも簡単にレポートします。
いかにも大宮選手が言いそうな(?)ジョークが書かれたポスター
あちこちの会場で唐揚げを食べてきましたが、その中でもピカイチに美味! 作られてからそれなりに時間が経っていると思われるのに、カリッとジューシーで驚きました。
けっこうスパイシーなので、お子様はご注意を。
がっつりニンニク味の唐揚げを食べ終わったあと、「この匂いを漂わせながら取材することになるのか…」と、若干絶望的な気持ちになりましたが、お手洗いで数々のアメニティグッズの中にマウスウォッシュを見つけ、感激。この気配り、ニクいです!
女性トイレのアメニティ。男性トイレがどのような設備なのかは残念ながら確認できず
大宮選手ほどはっちゃけてはいない藤永選手
黒蜜きなこ味を購入。めっちゃモチモチドロドロしたものを想像して飲んでみたら、クラッシュゼリーに近い口当たりで飲みやすかったです。
タピオカドリンクと同様、吸いすぎてズボッとのどに飛び込む恐れがあるのでお気を付けください。
ぎょっとする色だが味は美味!
船橋特産の小松菜が入った異色のドリンク。「小松菜ハイボール」とともに、数年前から存在してた記憶のあるドリンク。
今回勇気をもって実食してみたところ、小松菜の苦みや辛味は一切なく(ちょっと残念)、混ぜこんだグレープフルーツの風味がさわやかなソーダでした。大人も子供も楽しめるドリンクです。
オリジナル系のメニューとしてはその他「富樫選手公認 大将軍3ポイント弁当」「富樫バーガー」「ジャンボくんの腹ペコポップコーン」「パーカーの”神は黙って”琥珀エビス」などがありました。
3ポイント弁当は、ジェッツのスポンサーを務める焼肉屋さんとのコラボメニュー。ジェッツのスタッフも認める”マジウマ弁当”だそうです。
野菜が苦手な富樫選手の個性を生かし、野菜ゼロと潔いハンバーガー。売り切れで残念
試合後、広報M氏をつかまえて聞いてみたところ、クラブが飲食のテコ入れをはじめたのは2017-18シーズンから。「非日常的な空間を作るのは飲食」との合言葉のもと「ジェッツフードラウンジ」と銘打ち、メニューの充実をはかり、18-19シーズンには装飾もリニューアルしました。
さらに、19-20シーズンからは「Putmenu」というシステムを導入し、ブースで注文→出来上がりをスマホでおしらせ&決済→ブースで受け取りが可能になりました。混雑を回避し、待ち時間のストレスを減らす、素晴らしい施策です。
どおりで、お昼時にかかわらず大混雑という感じではなかったのか…と納得でした。
ブース上にあるデジタルサイネージでは売り切れ情報を随時表示。並んでいるときに便利
社長として、倒産寸前だったジェッツを人気クラブへと押し上げた島田慎二さん(現Bリーグチェアマン)は、著書の中で「ホームゲームではディズニーランドに匹敵するホスピタリティを提供したい」と述べていました。
なるほど、販売状況がわかりやすいデジタルサイネージも、ストレスを持たせないシステムの導入も、お手洗いに設置されたアメニティも、店員さんたちの心配りも(いろいろなアリーナで飲食をしているけれど、船アリのフードブースほど気持ちのいい接客者が多いところはない印象)、アリーナエンターテイメントの大切な一環として、選手たちやクラブのファンを増やすために一役買っている印象を受けました。
繰り返しになりますが、10月開幕の2020-21シーズンでどれだけアリーナエンタメを実現できるかはわかりません。ただ、この難局の中でも様々に工夫を凝らし、来場者を楽しませてくれるに違いない……。ジェッツの飲食ブースは、そんな予感を抱かせるものでした。
文・写真=青木美帆
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