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2020年5月28日公開 B.LEAGUE AWARD SHOW 2019-20 をハイライト!(第三夜)

スタジオから中継を担当した田中大貴アナウンサー(左)と大河チェアマン(©B.LEAGUE)

スタジオから中継を担当した田中大貴アナウンサー(左)と大河チェアマン(©B.LEAGUE)

スタジオとゲストをオンラインでつなぎ、三夜連続で実施された「B.LEAGUE AWARD SHOW 2019-20」のダイジェストも、これがラスト。濃密な内容を振り返ります。

第三夜の内容は以下の通り。

・ベストディフェンダー賞
・ベスト6thマン賞
・マスコットオブザイヤー
・レギュラーシーズンベストファイブ
・シーズン最優秀選手

スタジオゲストには大河正明チェアマンが再登場。開幕戦の振り返りや、来季に向けたスピーチを行いました。「Bリーグは必ず”不死身のBリーグ”として蘇る。そうお約束して来季を迎えたいです」という言葉には、ぐっとくるものがありました。

マスコットオブザイヤーは千葉のジャンボくんが貫禄の三連覇達成! 来季からは殿堂入りとなる(©B.LEAGUE)

マスコットオブザイヤーは千葉のジャンボくんが貫禄の三連覇達成! 来季からは殿堂入りとなる(©B.LEAGUE)

史上初のトリプル受賞! 藤井祐眞選手のすごさ
画面越しに3つのトロフィーを掲げてくれた藤井選手(画面キャプチャは著者)

画面越しに3つのトロフィーを掲げてくれた藤井選手(画面キャプチャは著者)

というわけで、まずは藤井祐眞選手(川崎)が成し遂げた、史上初の「アワード三冠」(ベストディフェンダー賞、ベスト6thマン賞、レギュラーシーズンベスト5)に注目しましょう。

3つのアワードを受賞したこともすごいのですが、それよりもすごいのは、ベスト6thマン賞とベスト5を同時受賞していること! どうしても「スタメン=ベストメンバー」というふうにくくりがちなので「?」が頭に浮かんだ方もいるかもしれません。でも、本当にいいチームって、誰がどのタイミングで出ても、状況に応じたベストの役割を果たせるチームなんだと思うんです。

おそらく、投票権を持つ選手、コーチ、メディアの方々も、同様の価値を藤井選手から感じたのだと思います。

アワード後の記者会見で、藤井選手は「賞を狙ってたというよりは、個人的に楽しんでやった結果が、この2つの賞を受賞することにつながったのかなと思います」とコメント。ポジションやスタメン/控え、プレータイムといったことを取っ払って、「バスケットボール」という競技を純粋に楽しんだ藤井選手のプレーには、多くの人が勇気づけられたことでしょう。

MVP・田中大貴選手が追い求めた「世界基準」
MVPに輝いた田中選手(©B.LEAGUE)

MVPに輝いた田中選手(©B.LEAGUE)

シーズン最優秀選手に選出されたのは、田中大貴選手(A東京)。文句なしの選出でしょう。

田中選手のパフォーマンスというのは、大学のときからずーっと、あらゆるものがめちゃくちゃ高いレベルで安定しています。オールラウンダーぶりが強すぎるあまり、個人的にはなかなか個性が見いだせない選手という印象が強かったのですが(性格的にもクールでそつがないイメージ)、この夏の代表活動から今季の戦いぶりを追ってみると、その印象はかなり変わりました。

代表活動では本職でないポイントガードに苦戦し、ワールドカップで世界の壁に叩きのめされ、それでもこの夏には地元オリンピックが待っている――。そんな状況の中で、田中選手は常に自分にプレッシャーをかけ、代表、Bリーグ、そして日本の未来を思いながらプレーをしているというのが、ひしひしと伝わってきました。

今季の田中選手のパフォーマンスからは、リーダーとしての意識が強く感じられた(©B.LEAGUE)

今季の田中選手のパフォーマンスからは、リーダーとしての意識が強く感じられた(©B.LEAGUE)

記者会見で、田中選手はこのようにコメントしています。

「ワールドカップの自力出場は、間違いなくステップアップだったと言えます。ただ、大会を経験して、まだまだ未熟だなと思いましたし、若い世代がどんどん日本を強くしていくためにも、自分たちがまず結果を残すことが重要だと感じさせられました。世界のレベルを経験した1人として、それをリーグに還元しないといけないという気持ちを常に持って、プレーしていました」

ワールドカップを経て成長したものの1つとして、田中選手はメンタルを挙げ、「いいパフォーマンスをした試合は『相手が世界だったらどうだっただろう』、よくなかったときは『こんなもんじゃ世界では通用しない』と、常に世界を意識しながらシーズンを過ごししてきました」と説明。さらに、強い言葉は続きます。

「こうやってMVPを受賞できて、もちろんありがたいし嬉しくも思うけれど、それでも『世界に出ると自分はどれだけの選手なのか』『まだまだ未熟な選手なんだ』と考えたりもします。自分自身が納得、満足するためにも、とにかく世界で結果を出したい。そんな気持ちが強いです」

八村塁選手や渡邊雄太選手ら、海外で活躍する選手たちの活躍が、日本バスケのレべルを引き上げたことは間違いないでしょう。ただ、田中選手のこの言葉からは、国内で活躍する選手たちが求めるスタンダードが急激に上がっていることを、強く感じさせられました。

新たなるプライドとスタンダードを掲げ、第一歩をふみ出そうとしているBリーグ。どうか、どうか来季が無事に開幕することを心待ちにしていたいです。

画像:B.LEAGUE、青木美帆
文:青木美帆

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