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2020年4月2日公開 練習生からコートデビュー。”練習の鬼”ラシード・ファラーズ(千葉ジェッツ)インタビュー

練習生からコートデビュー。”練習の鬼”ラシード・ファラーズ(千葉ジェッツ)インタビュー

2月16日の大阪戦で初のコートイン。ヒーローインタビューに笑顔でこたえたラシード選手
 
2月14日。千葉ジェッツの練習生、ラシード・ファラーズ選手(東洋大4年=当時)が、特別指定選手としてクラブと契約を結び直し、2日後の大阪エヴェッサ戦で初のロスター入りを果たしました。
 
ラシード選手については、以前の連載で紹介したことがあります(記事はこちら)。高校からバスケを始め、関東大学リーグ2部に所属する東洋大で3年次にAチーム入りを果たし、4年次の夏にB代表候補に選出。日本の育成システムの中ではめったに現れない、ピカピカのシンデレラボーイです。
 
202センチの長身とそれに似つかわしくない走力を備え、将来性にあふれたラシード選手には、さまざまなクラブから特別指定や卒業後の契約に関するオファーがありました。その中でなぜ”千葉ジェッツの練習生”という選択をしたのかを尋ねると、ラシード選手はこう回答しました。
 
「今の自分の実力を考えると、特別指定としてチームに入っても、たぶん何もできないと思ったんです。2年後、3年後のことを考えたら、たとえ試合に出られなくても、ジェッツで毎日素晴らしい選手とコーチ、スタッフの方とプレーするのが一番成長すると思ったからです」
 
大器と期待されるラシード選手ではありますが、バスケットボールを始めてまだ7年。自身のキャリアや土台の心もとなさをしっかり自覚した上で、次のステップを選んだということです。
 
ロスターデビューを果たした翌日の2月16日には、見事コートデビューを果たしたラシード選手。その日の試合後に行われた、喜びのインタビューを一問一答形式でお届けします。
 
デビュー戦からかなり日が経ってしまいましたが、それでもまったく色褪せない、彼のフレッシュな喜びを感じていただければと思います。

準備はしていたが、何も考えられなかった”その瞬間”

練習生からコートデビュー。”練習の鬼”ラシード・ファラーズ(千葉ジェッツ)インタビュー

デビュー戦のプレータイムは2分23秒。次シーズンはステップアップしたい
 
――昨日の第一戦はDNP(出場なし)。今日は無事デビューできましたね。
はい、できました!(ニッコリ)
 
――大野篤史ヘッドコーチに呼ばれて、コートに出る時は、どんな気持ちでしたか?

いつ大野さんに呼ばれてもいいように準備はしていたんですけど、その瞬間は何も考えられなかったです。呼ばれて「あ、出るんだ」ってなって、まずは大野さんに言われたことをしっかりやろう。そして、自分のできることを精一杯やろうと思いました。

――コー・フリッピン選手や大倉颯太選手のプレーから、「ラシード選手に点を取らせてやろう」という雰囲気を強く感じました。

僕も感じてました(笑)。コーが「俺か颯太にピック行って、あとは自分でオフェンス攻めろ」って話しかけてくれて「これは頑張りたい。点が取りたいな」って思ってました。
 
――気負いはありましたか?

あ~……。でも、試合の後半からみんながベンチで「お前、今日せっかく試合出てるんだから絶対点取ってこいよ」って言われてたので、よしって感じでしたね。
 
――ロスター入りするのがわかったのはいつでしたか?

今週の木曜の夜です。その日の練習のビデオ見ていたら池内さん(池内勇太ゼネラルマネージャー)から電話かかってきて「おお、これはまさか……」と思っていたら、そのまさかでした(笑)。最初に報告したのはお父さん。今季は練習生契約と話したときは正直寂しそうでしたが、特別指定契約になったことを報告するとめちゃくちゃ喜んでくれて、「これを次のチャンスにできるようにがんばれよ」と励ましてもらいました。

――ギャビン・エドワード選手やニック・メイヨ選手などインサイド陣の故障が相次いだ中、どのような意識をもってこの試合に臨みましたか?

残ったインサイド陣が自分しかいなかったので、主力の対人練習にも参加させてもらいました。練習生としてプレーしていた時とは違い、責任を持ってチームのために頑張らないといけないないという思いが増しました。

毎日バスケノートを欠かさない、練習大好き男

――話は少しそれますが、ラシード選手は毎日、その日の振り返りとなるノートを書いているそうですね。

はい。毎日毎日教えてもらうことが多いので、同じことを次に言われないようにノートを取るようにしています。まずは今日の練習を振り返り。次に、自分がミスしたことを一つずつリストにして、その下にそれをどうすれば防げたのかを書きます。そのあと、コーチや先輩たちに言われたアドバイスを書いて、最後に明日やることを書くという感じです。
 
――今日はどういうことから書き始めると思いますか?

「一つ夢が叶った」だと思います。次はまず点を取って、みなさんの期待に応えられるようにっていうこと、そして、試合後のワークアウトの内容を書くと思います。

――このインタビューを実施する前も、かなり時間をかけてワークアウトをされていましたね。

はい。大村さん(大村将基=スキルコーチ)にみっちりやってもらいました。練習後も、大村さん、大野さん、カルバンさん(カルバン・オールダムアシスタントコーチ)がワークアウトをしてくれます。どれも完全マンツーマン。みなさんいろんなことを教えてくれるので、すごく勉強になりますし、幸せです。
 
――練習が好きなんですね。

はい!大好きです! (ニッコリ)

***

最後に、千葉ジェッツ公式インスタグラムの、ラシード選手に関わる投稿をいくつか共有します。ほとんどの取材の席に同席し、普段のラシード選手のこともよく知る中の人(イケメンの人)のインサイドストーリーを読めば、ジェッツファンでなくてもラシード選手を応援したいという気持ちになること間違いなしです。

https://www.instagram.com/p/B8ieFq0lJvy/

https://www.instagram.com/p/B8mq7bfl6Re/

https://www.instagram.com/p/B8ojSjhlR3l/

文=青木美帆
写真=B.LEAGUE

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