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2020年1月6日公開 新世界への助走 ~前田怜緒(白鷗大→滋賀)の場合

インカレで優秀選手賞に輝いた、白鷗大の前田

インカレで優秀選手賞に輝いた、白鷗大の前田

12月19日に閉幕した全日本大学選手権(インカレ)をもって大学バスケ生活を終え、休む間もなくBリーグへの挑戦を決めた大学4年生を紹介する「新世界への助走」。

第三回は滋賀レイクスターズへの加入が決まった、白鴎大の前田怜緒(まえだ・れお)選手です。

「一週間でやめてやる」。最悪な出だしから大きく成長

準々決勝の青山学院戦で値千金の3ポイントシュートを決め、仲間たちにアピールする

準々決勝の青山学院戦で値千金の3ポイントシュートを決め、仲間たちにアピールする
 
春の関東学生選手権で初優勝。インカレは4位。近年大学バスケで存在感を発揮している白鴎大は、無名選手たちを徹底的に鍛え、磨き、強くなってきた”成り上がり集団”だ。
 
前田はその代表格ともいえる選手だ。宮城・東北高校時代は、八村塁率いる明成高校の壁にはばまれ続け、全国大会未経験。関東1部の大学から誘いがあったのは、同郷の落合嘉郎・前ヘッドコーチ(現仙台AC)がいた白鴎大だけだった。
 
「関東1部には有名な選手もいる。せっかく声をかけてもらったんだから挑戦しよう」。そんな強い気持ちを持って始まった大学バスケ生活だが、前田はすぐに後悔した。落合前ヘッドコーチの練習は非常にタフでハードなものだったからだ。
 
「先輩たちはレベルも体つきも馬鹿違うし、練習はめちゃくちゃきつい。マジで後悔しました。1週間くらいで絶対やめてやると思っていました」と振り返る。しかし、その年の冬のインカレで上級生たちが3位に輝いたのを見て、「かっけえな。俺もこんな感じになりてえな」と、このチームで4年間を頑張り抜くことを決意した。
 
大学を代表するエースキラーとして、盛實海翔(専修大~渋谷)、小酒部泰暉(神奈川大~A東京)、赤穂雷太(青学大3年)ら名だたる好プレーヤーとマッチアップ。高校時代からディフェンスには大きな自信を持っていたが、大学ではチームルールの中で個の力を発揮する術を覚えた。
 
本人が4年間でもっとも伸びたと語るのは、オフェンス。ピック&ロールを含めたチームオフェンスを身に付け、「オフェンスもディフェンスも、がむしゃらなだけでは絶対勝てないということを4年間で学びました」

ヤングスターがそろう滋賀で、1つずつステップアップを

加入が発表された12月25日の島根戦で、さっそく地元ファンにごあいさつ

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優秀選手賞を獲得したインカレ閉会式の後、前田にプロの舞台での抱負を聞いた。
 
「まだまだボールハンドリングが悪いし、フィジカルも全然ない。ポジションのコンバートもあるかもしれません。初心に帰るじゃないですけど、1から鍛え直して、レベルアップしていきたいです」
 
栃木や日本代表でのプレー経験を持つ白鴎大・網野友雄ヘッドコーチは、同じ道を歩もうとする教え子にこんなアドバイスを送った。
 
「いろんなことができるというのが彼の強みではあるんですが、反面、それが中途半端になってしまうことも。今、何がうまくできているか、できていないのかということをきちっと見極めて、プレーを選択できるようになると、もっといいプレーができると思います。もう1つはアウトサイドシュート。大学時代はドリブルからのシュートがほとんどだったので、キャッチ&シュートをシンプルに打ち切ることができるようになってほしいです」

新天地となる滋賀は、高橋耕陽、佐藤拓磨、齊藤拓実、シェーファーアヴィ幸樹ら、成長著しい若手がたくさん揃うライジングチーム。思い切りよく、伸び伸びとプレーする中で、選手としてのステップを駆け上がってほしい。
 

文=青木美帆
写真=B.LEAGUE、青木美帆

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