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2019年08月29日公開 「苦境の人々にバスケットの喜びを」田渡凌(横浜)が個人プロジェクトを始動!

「苦境の人々にバスケットの喜びを」田渡凌(横浜)が個人プロジェクトを始動!

有名人も普通の人も、健常者も障がい者も…みんなが「バスケ」でつながり、楽しい時間をすごした(写真提供=TAWATARI PROJECT)

母と異国から学んだ、社会貢献の大切さ

プロアスリートが我々一般人に与える影響は、非常に大きいものです。その影響力を正しい形で有意義に使うため、横浜ビー・コルセアーズの田渡凌選手が一個人として新しい試みをスタートさせました。その名もずばり「TAWATARI PROJECT」です。
 
TAWATARI PROJECTは、「経済的、社会的困難を理由に試合会場に来られない人々に、バスケットボールの素晴らしさを体感してもらいたい」という田渡選手の思いから立ち上がったプロジェクト。障がいを持っている方、認知症患者、金銭的に恵まれない方などを試合に招待したり、施設を訪問・交流するといった取り組みを行う予定です。
 
田渡選手がこのようなプロジェクトを発足させるに至った理由は、2つ。1つは特別支援学校で教員をつとめるお母さんの存在、そしてもう1つは、留学したアメリカの大学で地域支援活動の重要性を学んだことです。
 
田渡選手は言います。
 
「アメリカでは、身体障がい者、知的障がい者の子供たちと一緒にバスケをしたり、低所得者の子供が通う学校に出向いて交流することもありました。いろいろなものを与えられているアスリートが、社会的に恵まれない人たちのために何ができるのか考え、行動していることに心を動かされました」
 
帰国後、プロバスケット選手としての活動をスタートさせ”自分もアクションを起こしたい”との思いが高まった田渡選手は、今年5月ごろからプロジェクト立ち上げのために行動を開始。専門家の意見を取り入れながら、このたび、めでたく発足となりました。

多彩な人々がバスケを楽しんだチャリティイベント

8月11日には、キックオフイベントとなるチャリティイベントが開催されました。集まったのは一般応募の参加者と、知的障がい者のバスケチーム「アシストファイト」のみなさん。
田渡選手の考えに賛同して集まったゲストの面々も、とっても豪華でした。

「苦境の人々にバスケットの喜びを」田渡凌(横浜)が個人プロジェクトを始動!

【上段左から】小原翼選手、UTAさん(モデル)、生原秀将選手、ハンターコート選手、田渡修人選手、田渡凌選手、バケモン先生(お笑い芸人)【下段左から】浅利陽介さん(俳優)、田村裕さん(お笑い芸人)、岡田麻央さん(タレント、元Wリーガー)、大西ライオンさん(お笑い芸人)
 
「とにかく来ていただいた方全員、健常者も障がい者も老若男女も、みんなに楽しんでもらうことを心掛けていました」。田渡選手がそんな思いで設計したこのイベント。片岡良太さん(元横浜アスレティックトレーナー)の主導でウォーミングアップを行った後は、3グループに分かれたクリニックが実施されました。
 
小学生以下のお子さんたちは田渡選手、ハンター選手、UTAさんと基本ドリルの確認。まだ体がよく動く年代の方は田渡(修)選手、生原選手、岡田さんと上級編。そろそろ体のあちこちにガタが出てきそう…という年代の方は、小原選手、片岡トレーナーと共に、ストレッチなどの軽めのエクササイズを楽しみました。
 
障がいでほとんど体を動かすことができないお子さんにも、ボールをひざに乗せて車いすを動かし、バスケを楽しむ体験を作っていたことが印象的でした。
 
その後は「アシストファイト」のみなさんと、ゲストをまじえたエキシビジョンマッチ。アシストファイトのみなさんの楽しそうな表情が何よりでしたし、UTAさんや浅利さん、田村さんなど、普段なかなか見られない芸能人のプレーも、参加者にとってはとっても貴重なものだったのではないでしょうか。

田渡選手が考える「アスリートの宿命」

チームや競技団体の一員として、社会貢献活動に参加するアスリートはたくさんいます。しかし、田渡選手のようにそれを個人で実行できる選手はそれほど多くありません。
 
イベントの運営は事務局スタッフの手を借りていましたが、企画や下準備については田渡選手がほぼ1人で行ったもの。協力者を募り、イベント内容を考え、体育館を確保し、オークション用のグッズ提出を要請し、参加者を集め、ゲストを呼び…。レギュラーシーズン中ではないとはいえ、大変な労力がかかったことでしょう。
 
しかし、田渡選手は「こうやって活動してることを、『偉い』『すごい』と思ってほしいわけではありません」と言います。
 
「プロ選手の言動は、世間から大きな注目を集めます。その原動力や影響力を活用することで、伝えたいことや変えたいことに対して、多くの人たちを巻き込むことができます。僕の場合は、それがたまたま『困難な状況にいる人たちにバスケットボールの楽しさを知ってもらいたい』で、信念をもっと知ってもらうためにこういう活動をしているだけです。
 
たくさんの方が、こういう活動をしたいと思いつつ実現できずにいると思います。そういった方々の思いを汲み、思いや行動を広めていけるようにするのが、プロアスリートの宿命かなと思っています」
 
 
*TAWATARI PROJECTの活動にご興味がある方は、下記までお問い合わせください。
 
“TAWATARI PROJECT”
実行委員会
〒242-0004 大和市鶴間2-1-24 (鶴間かねしろ内科クリニック内)k.reina0713@gmail.com
080-7065-5485(担当:秋山)
 
 
写真・文=青木美帆

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