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2019年05月10日公開 強豪校そろい踏み! 高校バスケ新シーズンを占う能代カップレポート

強豪校そろい踏み! 高校バスケ新シーズンを占う能代カップレポート

10日間にわたる大型ゴールデンウィーク、みなさんはどうお過ごしになられましたか? BリーグのチャンピオンシップやB2プレーオフでドキドキハラハラだった方も多いことでしょう。

私は前半を大学バスケ、後半を高校バスケの取材にあて、結局ほぼ休みなしの10日間でしたが、フレッシュな選手たちのがんばりに、逆に心の栄養をもらったように感じます(肉体的には年を感じずにはいられませんが……)。

今回はゴールデンウィーク中の取材から、高校バスケ春の風物詩「能代カップ」の話題についてお届けします。

「富樫の父」率いる開志国際が好スタート!

能代カップは、日本屈指の高校バスケの名門・秋田県立能代工業高校をホストチームに、全国の強豪校が3日間にわたって総当たりのリーグ戦を行う大会です。

今大会の最終結果はこちら。
優勝 開志国際高校(新潟)
2位 福岡大学附属大濠高校(福岡)
3位 中部大学第一高校(愛知)
4位 明成高校(宮城)
5位 洛南高校(京都)
6位 県立能代工業高校(秋田)
※詳細な結果情報は文末のURLを参照

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中学時代は無名だった開志国際・ジョーンズ選手。今季はさらに恐ろしい存在になりそう

優勝を果たしたのは、昨年のインターハイで初優勝を果たした開志国際。富樫勇樹選手(千葉ジェッツ)の父・英樹さんが監督を務めるチームは、
去年の主力が3人抜けたにも関わらず、非常に安定した試合運びが光りました。昨年からスタメンとして経験を積んだジョーンズ大翔選手(2年)、
ジョフ・ユセフ選手(3年)は今季も順調に成長中。高木拓海選手(3年)のクレバーさ、板澤明日起選手(3年)のハードワークぶりも素晴らしかったです。

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新年度までは192センチの大型PGとしてプレーした福大大濠・横地聖真選手

勝ち数は開志国際と同じですが、直接対決に敗れて2位の福大大濠。今季は、200センチの木林優選手(3年)をアウトサイドから攻めさせ、インサイドは194センチの間山柊選手(2年)に任せるというユニークなスタイルを展開しています。今年からインターハイのレギュレーションが変更になり、福岡県の出場枠は2から1に。厳しい県予選を勝ち抜くヒントを、今大会で得たことでしょう。

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洛南の小川敦也選手(2年)。父は長く新潟アルビレックスでプレーした忠晴さん

その他のチームも、本格的なシーズンインを見据えて多くの収穫や課題を得たようでした。
個人的には明成のダブルゴールデンルーキー、山崎一渉選手と菅野ブルース選手を見るのが楽しみでしたが、共にコンディション不良でメンバー外。
その一方で、彼らの欠場をチャンスに奮戦した選手がたくさん出たあたり、さすが強豪校だなぁと感心しきりでした。

ゴールデンウィークが終わり、高校バスケもいよいよ本格的なシーズンイン。このコラムでも随時情報をお届けしていく予定です。未来のBリーガーたちの活躍に、ぜひご注目ください!

◆能代カップ公式サイト
https://ncup.snowland.net/2019/

cB.LEAGUE
文・写真=青木美帆

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CSに向け、非常にいい形でレギュラーシーズンを終えたチームの一つが、川崎ブレイブサンダースです。千葉、宇都宮、A東京、SR渋谷に7戦全勝してRSを締めくくり、ケガ人が全員カムバックした状態でCSに突入する予定の川崎。シーズン序盤こそ、外国籍選手のケガや新システムの定着に苦戦しましたが、終盤に見せたチームバスケットの完成度の高さは、対戦チームがこぞって賞賛するものでした。

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