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2019年01月22日公開 営業マンからB1へ 長谷川智也(SR渋谷)の履歴書

営業マンからB1へ 長谷川智也(SR渋谷)の履歴書

当たると止まらない3ポイントシュートが大きな武器とする長谷川選手

Bリーガーが今に至るまでのキャリアはさまざまです。それこそ小学校のころからエリート街道をひた走ってきた田臥勇太選手(栃木)のような人もいれば、専門学校からB1に這い上がってきた山内盛久選手(渋谷)のような選手も。多様なキャリアの選手たちが同じコートでしのぎを削るのも、Bリーグのおもしろいところだと思っています。

今回紹介するのは、企業戦士からトップリーガーに転身した、サンロッカーズ渋谷の長谷川智也選手です。

ぶっつけ本番で試合をしていた営業マン時代

長谷川選手は法政大時代から高いオフェンス能力とリーダーシップを発揮し、チームの柱として活躍する選手でした。しかし、当時のトップリーグ・NBLは狭き門かつ、トライアウトなどで自主的なアプローチができないリーグ構造。トップリーグでのプレーを夢見た長谷川選手のもとにもオファーは届かず、下部組織にあたるNBLDLの大塚商会(現在のB3越谷)に加入することとなります。

実業団チームにおけるバスケット選手の扱いは会社によってさまざまで、たとえば川崎ブレイブサンダースの前身である東芝は、勤務は午前中のみという比較的にゆるやかなもの。しかし大塚商会はガチガチの社業優先方針で、チーム練習は19時まで働いたのちに20時半からスタート。営業マンとしてバリバリ働いていた当時を、長谷川選手はこう話します。

「仕事で練習に間に合わない日もあるので、そういう時はジムでトレーニングをしていました。23時まで残業したり、平日に1日も練習に出られないまま試合に3〜40分出場したりすることもよくありました。若かったからできることですよね」

「まさか」のオファーに飛び乗り、伴侶もゲット?

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アイシン時代には柏木真介選手(現新潟)、橋本竜馬選手(現琉球)らに助けられたそう

当時のキャリアプランは「社業でしっかり生計を立てること」。非情に堅実な未来を思い描いていた長谷川選手に、転機が訪れたのは社会人2年目のことでした。母校の監督を通じてNBLに所属するアイシンシーホース(現三河)からのオファーを知った長谷川選手は、当初は「全然信じていなかった」とのこと(笑)。しかし、冗談でもなんでもないことを把握すると、両親やチームのゼネラルマネージャーの後押しを経てステップアップすることを決め、加入2年目からはプロ契約選手となりました。

昨シーズンからは活躍の場を渋谷に移し、昨年7月にはモデル・タレントのステファニーさんと結婚。「出会ってすぐのころに見に来てくれた試合で、僕が一番活躍して勝ったのが決め手だったのかなと(笑)」と貴重なエピソードを話してくれましたが、長谷川選手が今でも大塚商会にいたとしたら、未来の伴侶とも出会えていなかったかも……。一念発起した結果が、公私ともに素晴らしい人生になっていることは間違いないでしょう。

コート内外でエナジーを発揮し、チームに貢献したい

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コートだけでなくベンチでも大活躍。パフォーマンスに要注目!

天皇杯明けのレバンガ北海道戦では要所で3ポイントを沈め、久しぶりの白星に大きく貢献した長谷川選手。後半戦のブレイクにも期待がかかります。

「まずはチームが勝つことを第一に考えた上で、自分が求められているシュートの精度を上げ、バリエーションも増やしたい。それと、どんなプレーでもいいからハッスルしてチームにエナジーを与えたいです。ベンチにいようがコートにいようが関係なく、それが僕の仕事ですから」

最後の1フレーズにことさら力を込めた長谷川選手の声は、そのハッスルぶりを物語るようにかすれていました。


ちなみに、長谷川選手のように、下のカテゴリーからB1入りを果たした選手としては、石井講祐選手(富士通〜千葉)、頓宮裕人選手(新生紙パルプ商事〜京都)、寺園脩斗選手(九州電力〜三遠)、笠井康平選手(四国電力〜名古屋D)も。今後もこういったキャリアの選手が登場するか、要注目です!

cB.LEAGUE

文=青木美帆

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