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2018年12月31日公開 高校卒業時は就職を選択!? 安藤周人(名古屋D)の学生時代

高校卒業時は就職を選択!? 安藤周人(名古屋D)の学生時代

シューターとして頭角を現している安藤選手。背番号「9」はお兄さんから譲り受けたもの

高校バスケの祭典「ウインターカップ」が閉幕し、ようやくバスケットボール界にも年末感が漂ってきました(ってもう31日ですけど)。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

私は昨日までウインターカップの取材にかかりきりで、大会2日目には県立四日市工業高校(三重)の長身オールラウンダー育成をテーマに記事を書いたのですが、「水バス」ツイッターに卒業生の安藤周人選手(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)が反応してくれていました。

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このツイートをご覧になって、「ん?」となった方はいらっしゃいませんか?「就職しちゃダメってどういうこと?」と。

恩師が語る、控えめでやさしい素顔

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高校2年時の安藤選手。当時からキラリと光るものを持っていた

安藤選手が青山学院大1年のときに取材して驚いたのですが、実は安藤選手、高校卒業後は就職を第一志望にしていて、大学に進学する気は毛頭なかったのだそうです。

四日市工高の水谷幸司監督、青学大の長谷川健志監督(当時)の説得によって考えを変えて、青学大に進学。入学時は「跳ぶことだけは自信がある(本人談)」選手だったのが、廣瀬昌也監督の目利きでシューターとして育てられ、今季はBリーグの新進気鋭のシューターとして頭角を現すまでに。恩師たちの説得があって本当によかったと、他人ながら思います(笑)。

水谷監督には、高校時代の安藤選手についても少しお話が聞けました。

「街を歩いていても本当にオーラがないというか、偉ぶったところのない、本当にいい子でしたね。先日も関東に遠征に来ているからと連絡があり、食事に行きました。桜井(良太=レバンガ北海道。四日市工OB)もそうでしたが、高校時代はアピールが足りないと言われて日の丸を外されることもありました。前に出るのでなく、後ろで控えめなタイプでしたから。でも内に秘めた強いものは持っていました」

大学入学時も大苦戦。しかしそこから這い上がった

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大学4年時の安藤選手。トレーニングに励み、体重は4年間で14キロ増えた。

大学入学時の安藤選手は、本当に素朴な”田舎の少年”でした。

1年時の新人戦には決勝に進んだものの、安藤選手の大ブレーキが響き東海大に敗戦。試合後に「ここに来てよかったんかなぁっていう気持ちがまだまだあるんです」と泣きそうな表情でつぶやいたのが忘れられません。高校時代までは19時半に帰宅し、食事と入浴後に即就寝という生活をしていただけに、一人暮らしにも大苦戦。「お金の使い方も何を食べればいいかもわからないし、寝る時間も少ない。ホンマに死ぬかと思いました」と真顔で話していました。

「大学トップレベルで活躍する」という明確な意思を持ってきたチームメイトに対し、気後れすることや戸惑いもありました。しかしそこで停滞せず、「呼ばれてきたからには頑張っていかなければ」と必死に食らいついたことで、現在の安藤選手がいるのだと思うと感慨深いです。

プロになって2年目。3ポイント王や日本代表入りも見据え、来年もさらに大きく羽ばたいてもらいたい選手の一人です。

cB.LEAGUE

文・写真=青木美帆

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