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2018年12月28日公開 【ウインターカップレポート05】北村孝太と黒川虎徹。受け継がれていくリーダーの魂

【ウインターカップレポート05】北村孝太と黒川虎徹。受け継がれていくリーダーの魂

四六時中一緒にいるという北村孝太選手(写真右)と黒川虎徹選手。試合中もよくコミュニケーションをとっていた

男子準々決勝第2試合、東海大学諏訪高校(長野)対福岡第一高校(福岡)は、強い絆で結ばれた2人のラストゲームとなりました。東海大諏訪高校のキャプテン・北村孝太選手と、2年生ガードの黒川虎徹選手です。

黒川選手は、東海大諏訪・入野貴幸コーチが際立つセンスに惚れ込んでスカウトしてきた選手ですが、コートで気持ちを出すことができない選手でもありました。そんな彼に北村選手は自らの身をもって、気持ちやリーダーシップを発露することを教えました。

「虎徹は、入学時はあまりしゃべるタイプの選手ではありませんでしたが、自分が内面的なことを引き出そうとしたというか……。練習でパートナーを組んで、1対1とかをやっていくうちに負けず嫌いなところがだんだん出てくるようになりました。『孝太さんが声を出している姿を見て刺激を受けました』と言われたこともあります」(北村選手)

北村選手が「虎徹は生意気だけど特別な存在です」と話せば、「孝太さんとは体育館でも寮でもいつも隣にいる、兄弟みたいな存在」と黒川選手。いわば”相思相愛”の2人は、インターハイベスト4の結果を受け、日本一を目指して今大会に臨みました。

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今大会はシュートが不調。苦しみながらもチームをまとめた北村選手(写真右端の背番号4)

大一番となった福岡第一戦の前半は、用意していた戦術がはまっていいスタートを切りました。しかし後半になるとシュートの確率の悪さやインサイド陣のトラブルで徐々に点差を離されていきます。黒川選手は福岡第一のディフェンスの前にミスを重ね、北村選手は磨いてきたシュートがなかなか決まりません。最後は23点という大きな点差がつきましたが、チームが最も大切にしてきた粘り強さをもって堂々と戦い抜きました。

試合後、黒川選手はポーカーフェイスをゆがませながら、3年生への悔恨の念を話しました。

「3年生はいつも自分を自由にプレーさせてくれました。特に孝太さんや公平さん(糸瀬)は、失敗した時はいつも声をかけてくれて。絶対日本一にさせてあげようと思ったのに、させてあげられなかった……」

北村選手の試合後の表情は、意外にも晴れ晴れとしたものでした。「今回はシュートが入らなくて仲間に迷惑をかけているという自覚がありました。ここまで勝ち上がって来られたのも後輩たちのおかげです」と大会を振り返り、新チームでキャプテンとなる黒川選手には「気持ちを出し続ける姿は見せられたと思います」と話しました。

強い思いは、必ず次世代へと引き継がれていきます。黒川選手を筆頭に米山ジャバ偉生選手、高原伊吹選手ら才能豊かな選手たちが残る新チームの土台には、北山選手を始めとする3年生の魂がしっかりと根付くことでしょう。「虎徹に託したい」と話す北村選手と、「孝太さんのように下級生を気持ちよくプレーさせたい」と誓う黒川選手。新旧キャプテンの思いは堅く結ばれています。

ウインターカップ公式サイト
https://wintercup2018.japanbasketball.jp/

バスケットLIVE(全試合配信)
https://basketball.mb.softbank.jp/features/3126

文・写真=青木美帆

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