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2018年12月26日公開 【ウインターカップレポート04】大会屈指のスコアラー八雲学園 奥山理々嘉の高校ラストゲーム

【ウインターカップレポート04】大会屈指のスコアラー八雲学園 奥山理々嘉の高校ラストゲーム

3試合合計128点、1試合平均42.67点で奥山理々嘉選手のウインターカップは閉幕した

高校女子界屈指のビッグスターの、高校3年間が終わりました。

東京・八雲学園高校3年の奥山理々嘉選手は、180センチの長身と非凡なオフェンス能力を備える選手です。昨年のウインターカップでは1試合で62得点をたたき出し、大会記録を28年ぶりに更新。今年度もA代表候補への選出、アジア競技大会(3x3)における銀メダル獲得など目覚ましく活躍し、「必ず日本一になる」という強い気持ちを持って今大会に挑みました。

しかし、ベスト4進出をかけた今日の大阪薫英女学院高校(大阪)戦は、出だしから大阪薫英のペースにのまれ、第1クォーター(Q)から20−31と出遅れました。その後も追撃のきっかけをつかめずにいましたが、第3Qからは、奥山選手がオフェンスの起点をインサイドに切り替えたことで4点差にまで詰め寄りました。しかし他の選手たちの得点が伸びず、最終スコアは70−88。奥山選手の記録は44得点(3ポイント3本)9リバウンドでした。

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最終Qに入る前には「あきらめないでやろう」と仲間を鼓舞。しかし「声をかけただけ。まとめるところまで至らなかった」と悔いた

奥山選手は責任感のとても強い選手です。記録となった62得点もセルフィッシュに攻めたものではなく、自らの「点を取る」というチームの役割に徹した結果から生まれたものでした。しかし、今日の試合についてはその責任感が裏目に出てしまったところがあったかもしれません。髙木優子コーチは今日の奥山選手について厳しいコメントを残しています。

「ボールを持ちすぎて自分で全部1対1しちゃった。ああなってしまったらどうしようもないですね。奥山が自分でドリブルをやってしまったことが敗因です。自分がやらなきゃという気持ちがありすぎた。もっと仲間を信じないといけないのに、チームでやらず、あきれるくらい一人でやっていた」

奥山選手自身は、自らにマークを集中させて仲間たちに楽に攻めさせるという思惑を持っていたと話しましたが、「マークがきつい中で正しい判断ができていなかったのかもしれません。もっとまわりにもっと思い切りプレーできるようにしなければいけませんでした」と反省を口にしました。

自分は特別な存在だということを奥山選手は理解しています。「何かトラブルがあってはいけないから」と、練習が早く終わる日も外に遊びに出ず、下宿先の髙木コーチの家で静かに過ごします。大好きな甘いものも、自分へのご褒美としてごく少しだけ。同級生たちが話題のパンケーキ屋に行ったと聞いて、とてもうらやましかったと話してくれたこともありました。

入学時から期待され続け、2年生からはキャプテンに就任。今年は代表活動と学業の両立で忙しい日々を過ごしながら日本一を目指した奥山選手。髙木コーチからは今大会にあたって「何も気負うことなくやれば勝てる。気楽にやりなさい。あなたはそのままのあなたでいなさい」という言葉をかけられたそうですが、高校ラストゲームとなった今日の大阪薫英戦は、その言葉を忘れてしまったのかもしれません。

今は悔しい思いでいっぱいでしょうが、少し落ちついたらおいしいスイーツをめいっぱい食べて、自分をねぎらってあげてほしい。身内でもなんでもないですが、そんなふうに思っています。

ウインターカップ公式サイト
https://wintercup2018.japanbasketball.jp/

バスケットLIVE(全試合配信)
https://basketball.mb.softbank.jp/features/3126

文・写真=青木美帆

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