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2018年11月20日公開 栃木ブレックス・栗原貴宏が8年目の移籍に踏み切った理由

栃木ブレックス・栗原貴宏が8年目の移籍に踏み切った理由

川崎時代はエースキラーの印象。新天地ではオフェンスでも存在感を発揮したい

「職業・バスケット選手」になって8年目の昨オフ、30歳にして初めての移籍に踏み切った選手がいます。栃木ブレックスの栗原貴宏選手です。

日本大学を卒業後、川崎ブレイブサンダースの前身にあたる東芝バスケットボール部に入社。以来ブレイブサンダース一筋で、Bリーグが開幕した2016年の9月も28歳にしてチーム1の古株でした。

非常に失礼なことだと重々承知した上で書かせていただくと、栗原選手はきっとブレイブサンダース一筋でキャリアを終えるのだろうと思っていました。

元々は東芝という企業の一社員。Bリーグの発足に伴い選手たちは社員契約からプロ契約へと契約形態を変更しましたが、栗原選手に当時の心境をうかがうと「正直なところ最初はちょっと抵抗があった。できれば社員のままやりたいという思いもあった」とのこと。穏やかで控えめな人柄も手伝い、コンサバティブな印象が強かったのです。

微妙な”匂い”を感じ取り、苦しんだ昨シーズン

そんな選手が在籍8年目にして移籍を決断した理由は何だったのか。9月の関東アーリーカップ時で栗原選手に尋ねると、しばし考えこんだ後にこう説明してくれました。

「栃木が僕を必要としてくれているという話を聞いた一方で、川崎は何が何でも残ってほしいという感じではなかった。プロとして色々な経験をしたいという思いがあるならこのタイミングで踏み切らずに後悔するのは嫌だと思い、移籍を決めました」

実業団チームに所属するアスリートの競技寿命は総じて長くありません。社業で結果を出すことを考えれば競技は長く続けられませんし、ビジネスマンとして有能な選手は会社からの「そろそろいいだろう」という”肩たたき”を受けることもあるようです。

栗原選手は東芝時代、同じような理由から30歳前後で引退を選ぶ先輩たちを見てきました。

「自分も、雰囲気でわかったんです」

プロ化してわずか2年目のクラブが無意識のうちに発する、”かつての匂い”のようなものを感じ取っていたのかもしれません。

心と体のバランスが崩れ、昨季のレギュラーシーズン最終戦では「今までのシーズンで一番何もできなかった」と苦しい気持ちを吐露しました。

プロとして進化した姿を今週金・土に古巣で魅せる!

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以前、栗原選手はプロ選手としての理想像についてこう話していました。

「引退するまで貪欲にバスケに向き合ってやっていきたい。そして子どもたちにもっとバスケに興味を持ってもらいたいし、試合に見に来てほしいです」

川崎時代は日本人最年長。後輩たちからお父さんキャラ(藤井祐眞選手からはおじいちゃんキャラ)と慕われ、どこか一歩引いたところに立っていたと振り返る栗原選手も、38歳の田臥勇太選手、34歳の竹内公輔選手らが活躍する栃木では中堅どころ。関東アーリーカップの際には、移籍の決め手の一つとなったオフェンスの期待にももっと応えていきたいと話していました。未来ある子どもたちに何かを伝えるための、自身の伸びしろはまだまだあると感じていることでしょう。

今週の金・土曜日、栃木は川崎市とどろきアリーナで川崎と対戦します。かつてのチームメート、そしてファンの前で、栗原選手はどのようなプレーを見せるのでしょうか――。

cB.LEAGUE

文=青木美帆

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