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2018年10月24日公開 DeNAが作る川崎ブレイブサンダースの新たなホームゲーム

DeNAが作る川崎ブレイブサンダースの新たなホームゲーム

吊り下げ式の大型4面ビジョンも採用され、大きく生まれ変わったとどろきアリーナ

今月3度目の開幕を迎えたBリーグ。混乱と混沌の中で初年度のスタートを切った各クラブも、3年目ともなるとクラブのカラーやオペレーションがある程度定形化し、安定飛行に入った感があります。

そんな中で、今季新たなスタートを切ったのが川崎ブレイブサンダースです。

川崎は今季より、オーナーが東芝からDeNAになりました。ご存知のとおり、DeNAはプロ野球球団「横浜DeNAベイスターズ」のオーナー会社。それまでどことなく玄人感が強かったベイスターズを、さまざまな施策で親しみやすい人気球団にした手腕が、バスケットボールでどのように生かされるのか――。大変な期待を込め、10月12日〜13日にとどろきアリーナで行われたホーム開幕戦に足を運びました。

世界観を重視した館内演出

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照明の抑えられたホワイエ。非日常的な空間演出に、わくわく感がかきたてられます

館内に足を踏み入れた最初の印象は「……く、暗い!」。赤い照明とメロウなBGMもあいまって、文字通りの「クラブ」にいるような感覚にとらわれました。

ベイスターズの事業本部長から転身した元沢伸夫社長いわく、これは「非日常」の演出なのだそう。確かにいくらコートの演出が素晴らしくても、一歩外に出て蛍光灯のもとにさらされると(さらにそこに「土足厳禁」とか「今月の体育館利用状況一覧」とかが見えたりすると)、一気に現世に引き戻される感は否めません。

アリーナ内の装飾も、昨年以上にチームカラーの赤を前面に出した構成に。顔なじみの記者さんたちも口をそろえて「赤くなったね〜」と言っていました。これももちろん、クラブが力を入れたところ。市民体育館感が強かったとどろきアリーナが、しっかり「ブレイブサンダースのホームアリーナ」に変身していました。

イベントやグルメも唯一無二!

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アリーナ前のゴール。スクールコーチの指導が受けられ、ストリートバスケも楽しめます

試合中も「盛り上がっているお客さんにチケットプレゼント」、「試合月に誕生日を迎えるお子さんのバースデーイベント」、「観客代表者がフリースローを決めたら後半からポテト1.5倍」など観客巻き込み型のイベントをいくつもはさみ、観戦者が自分ごととして楽しめる工夫を感じられました。

試合中に楽しむ食事、通称「アリーナグルメ」もユニークなものばかり。選手がクラブハウスで実際に食べているカレー、選手行きつけのお店の味が楽しめるハンバーガーやホットドッグ。そして大人は大喜び、川崎市内のブルワリーで作られたクラブオリジナルのクラフトビール! こちらはホーム開幕節で売れすぎて、生産が追い付いていない状態だとか。

……と、まだまだ紹介したい変化や進化がたくさんあるのですが、文字数の関係で今回はここまで(残念)。今季Bリーグで一番新しくて面白い川崎ブレイブサンダースの動向は、今後も公式サイト(https://kawasaki-bravethunders.com/)や公式ツイッター(https://twitter.com/brave_thunders)で要チェックです!

cB.LEAGUE

文=青木美帆

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2021年5月11日公開

CSに向け、非常にいい形でレギュラーシーズンを終えたチームの一つが、川崎ブレイブサンダースです。千葉、宇都宮、A東京、SR渋谷に7戦全勝してRSを締めくくり、ケガ人が全員カムバックした状態でCSに突入する予定の川崎。シーズン序盤こそ、外国籍選手のケガや新システムの定着に苦戦しましたが、終盤に見せたチームバスケットの完成度の高さは、対戦チームがこぞって賞賛するものでした。

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