元西武・鈴木健さん＆髙木大成さんの神解説に刺激された!? 不振の西武打線が爆発してレオ祭りに！【9月1日(火)】

9月1日(火)のBS12プロ野球中継《千葉ロッテマリーンズ×埼玉西武ライオンズ》戦は、ライオンズOBの鈴木健さん・髙木大成さんを解説に迎え、上野智広アナウンサーの実況でビジター応援放送を行いました。

ライオンズ応援放送ではお馴染みの鈴木健さんだけに、この日もプチ毒舌（愛のムチ？）の“健さん節”が炸裂。「1番バッターをはじめ、オーダーを決められないことがライオンズ低迷の要因」と斬りつつも、重量打線を生かすため栗山巧選手が2番に入る異色オーダーに、試合前から注目されていました。

その栗山選手は、先制打を含む3安打3打点の大活躍！　Ｗ解説の髙木大成さんがキーマンに挙げた1番・金子侑司選手も絶妙なセーフティーバントを決め、チャンスを拡大しました。金子選手には、お二人から「こうした小技をもっと発揮し、出塁率が高く三振しない選手になって欲しい」と注文も。

3回には栗山選手の2点先制タイムリー＋4番・山川穂高選手の豪快な3ランも飛び出し、ロッテを突き放します。3番・外崎修汰選手の送りバントも効果的で、髙木さんは「変則日程の6連戦から3連戦に戻ったことで、最初の試合を取る意味が大きくなった表れでは」と指摘。源田壮亮選手のナイス走塁やベンチワークも噛み合い、ライオンズファン至福の攻撃でした。

いっぽう、クリーンナップの一角を担う森友哉選手はノーヒット。今ひとつ調子が上がってこない姿に、健さんからは「打席で悩みが見え、差し込まれて打球が前に飛ばない。攻守の要だけに意地を見せて欲しい」とエールが送られます。学生時代から“打って走れる捕手”として活躍した髙木さんも、打てる捕手ほど打撃と守備の切り替えが難しいと話されていました。

レオ打線は中盤にも得点を重ね、試合は9-1とライオンズの圧勝劇に。先発・高橋光成投手が7回1死までロッテ打線をノーヒットに抑え、終盤は余裕たっぷりなビジター応援放送となりました。

解説のお二人が現役時代を振り返るトークでは、髙木さんがロッテ・薮田安彦選手（1996-2013年）を苦手にしていたエピソードも披露。また、お二人は同じ右投げ左打ちながら、父親の指導で小学生から左打ちに転向した健さん、もともと左利きで投げる・食べる・書くを右利きに矯正した髙木さんという違いも話題に。ライオンズ党はもちろん、プロ野球ファンの皆さんにも興味深い、BS12プロ野球中継・ビジター応援放送ならではのトークだったのでは？