マリーンズ戦・副音声のガチコンビ!? 里崎智也さん＆吉田伸男アナが送る“恐るべし深夜ラジオ的トーク”とは？【8月5日(水)】

8月5日(水)のBS12プロ野球中継《オリックス・バファローズ×千葉ロッテマリーンズ》戦は、ロッテ党で知られる吉田伸男アナの実況＋マリーンズOB・里崎智也さんの解説でビジター応援放送が行われました。

もはやビジター応援放送・マリーンズ戦の名コンビといってもいいお二人だけに、副音声中継の息もピッタリ。里崎さんの「僕の副音声は皆さんのツイートとともに作り上げる時間です」宣言通り、Twitterと連動した『#BS12プロ野球』ハッシュタグは試合開始40分ほどでトレンド入り！　“ミスター副音声”を自称する里崎さんの暴走（!?）に、吉田アナも「試合展開をまったく追わずに話術で盛り上がる、恐るべし深夜ラジオ的トーク」と大絶賛なのでした。

とはいえ、随所で野球解説者らしさも見せてくれた里崎さん。マリーンズの新星として4番に座る安田尚憲選手は、打撃フォームで左わきの空け具合が変わり、バットのヘッドが下がらなくなった点に注目。リリーフで2年ぶりの登板となった甲子園の星・成田翔投手は、ヒールアップしなくなった投球フォームに期待できそうとのこと。
いっぽう、打撃不振で打順が1番から9番に下がった福田秀平選手には、「今年はレギュラーの資格を試される年」と愛のムチを。苦手な投手への対応がそのひとつで、自身がオリックスのデイビー投手（2006〜2008年）を嫌っていたエピソードも披露。吉田アナから「デイビーがわかる人は少ないんじゃ？」とツッコまれていましたが、ひょっとしてそれも狙い!?　ちなみに、この日のマリーンズ先発「オジマだよ！」こと小島和哉投手は、里崎さん的に“好きなタイプ”なのだとか。

試合のほうはマリーンズ打線がオリックス先発・鈴木優投手を捉え、5回までに11-0と大量リード。先発の小島和哉投手も6回までに4安打3四球1失点の好投で完璧な試合をつくりマウンドをリリーフ陣に譲る。かつてマリーンズを率いたボビー・バレンタイン監督が語ったという「選手は勝っている試合で育つ」エピソードを引き合いに、里崎さんは「こうした試合展開だからこそ」と成田翔投手や代打出場のルーキー・佐藤都志也選手に注目。さらには若手の西巻賢二選手、茶谷健太選手も途中出場するなど、マリーンズ祭りといった様相に。
一方的な展開となった試合中盤以降は、アメリカ独立リーグなど海外で採用され始めたロボット審判の話題も。里崎さんは「コースはめっちゃ狭く、高低はめっちゃ広くなるから、高めの球が打てなくなってしまう」と疑問を呈されていました。こうした野球に関わる幅広い情報も、BS12プロ野球中継・副音声『ビジター応援放送』の面白さかもしれませんね。