2019年09月05日公開 元楽天・聖澤諒＆枡田慎太郎が語る引退後のアルバイト生活、シーズン終盤のキーマン

9月4日に放送された「BS12プロ野球中継2019」福岡ソフトバンクホークスVS東北楽天ゴールデンイーグルス戦（○ソフトバンク5-1楽天●）では、副音声のゲストに楽天OBの聖澤諒さん、枡田慎太郎さんを招いてビジター応援放送を行った。

昨シーズン限りで現役を引退した聖澤さんと枡田さん。解説の仕事が初めてという枡田さんは、引退後の生活を聞かれ「野球しかしてこなかったので、野球以外のことをやりたかった。仙台のゴルフショップでアルバイトをしていた。レジ打ちしたり、お客さんにゴルフクラブを薦めたり、グリップ交換したり。いい経験になった」と話し、「引退後は草野球もしていない。数日前にバッティングセンターに行ったけど、130kmも打てなかった。あそこのバッティングセンターは130km以上出ているに違いない。ファールを打ったら顔に直撃して、恥ずかしかったけど、それよりも痛すぎた」と笑って語った。また、現役時代にヒーローインタビューで「（仙台の）国分町で会ったら一杯奢ります」と宣言したら、一人だけ声をかけてきて実際に奢ったことがあるというエピソードを披露。そして、「この解説をきっかけに、再開します。国分町で会ったら一杯奢ります。一日限定５人まで。勇気を出して声かけてきてください」と呼び掛けた。

試合はソフトバンクが4本のホームランを放ち、3連勝。楽天はエース則本昂大が3被弾を浴び、前日の岸孝之に続きダブルエースで痛い連敗となった。

楽天唯一の得点となった2回表の辰己涼介選手のソロ本塁打について聖澤さんは、「ホームランバッターの軌道。バッティング練習を見ていても、２桁は軽く打つだろうという打ち方をしている。将来は3番くらいを打って欲しい」と評価。また、盗塁で期待する選手を「今年のイーグルスにはいない」としながらも、「辰巳には期待しているし、そのくらい能力があると思っているので、頑張って欲しい。成功を重ねて行くことが一番の自信になっていく。走ってみて、これで成功するんだというのがわかっていくと」と、アドバイスを送った。

枡田さんはCSに向けてのキーマンに、「藤田一也選手には頑張ってもらいたい。ベテランの底力。一軍に上がってきて、若手に負けないという姿を見せて欲しい。あとは銀次。やって当たり前になっているので、さらにその上をいって頑張って欲しい」と期待を寄せた。

また2018年にトレードでソフトバンクへ移籍した、聖澤さん枡田さんと元同僚の西田哲朗選手は9月4日が誕生日。西田選手は、試合前にベンチ前で行われる円陣で小ネタを用意した声出しが話題になっていたが、「あれは全部楽天の先輩方のパクリ」と暴露される場面も。それでも、「誕生日おめでとう。元気でやっていることが一番」と気を配った。

「BS12プロ野球中継2019」の次回は、9月6日の東北楽天ゴールデンイーグルスVS埼玉西武ライオンズ戦を放送。主音声の実況を中田浩光さん、解説を森山周さんが、副音声の実況を喜谷知純さん、副音声の解説に小関竜也さんを招いて放送する。

記事提供：ココカラネクスト