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2019年07月02日公開 西武救援陣を支える平井 躍進の理由

セ・パ交流戦を終えてパ・リーグ3位につける昨季の覇者、西武。3年目の中継ぎ右腕・平井克典投手(27)が37試合に登板し、防御率2・14(6月24日現在)と奮闘している。
 「経験ですかね。いい意味で余裕が出てきた。1年目は、ただ抑えたいという気持ちだけ。今は、どのコースに投げてどこに打たせて打ち取るかまで、計画を立てて投げられています」
 今季の平井は勝ちゲームの八回、あるいはここぞの場面でのジョーカー的存在として起用され、反撃を期す相手打線を寸断していく様は、一昨年まで在籍したサブマリンの牧田和久投手(34)を彷彿とさせる。自ら会心だったと振り返るのは、5月31日のロッテ戦(ZOZOマリン)。1点リードの七回、先発の高橋光が2死満塁のピンチを招き、マウンドへ。4番の井上を渾身の直球で遊ゴロに斬ると「三振を取りたかったけど、抑えられてよかった」と、そのまま八回のマウンドにも上がり、三者凡退で相手の逆転の芽を摘んだ。
 〝躍進〟のきっかけとなっているのは、フォークボールだ。もともと投げていたが、「コントロールに自信がなくて、使い物にならなかった」と平井。キャンプで試投を繰り返し、オープン戦で思った以上に空振りを取れた〝新球〟。女房役の森からも「これなら使えますよ」とお墨付きをもらい、シーズンでも強力な武器となっている。
 「バッターの反応も変わってきた。自分の引き出しが1個増えた感覚。左打者に自信を持って投げられるようになった」という本人の証言は、数字も証明。昨季は被打率・294と左打者を苦手としていたが、今季は同・205と大幅に改善されている。
 回またぎでの登板も多いが、疲労回復のサプリメントを増やし、リカバリーにも務めている。「(回またぎは)楽しくなっちゃう。もう1回投げるの? やったー!」と、どこまでも頼もしい存在だ。
 心理面も成長した。「今年は打たれても、それでおしまいという風にしている。一喜一憂していたらもたない。やっているポジションもポジションなので、中途半端な気持ちではいけない」と表情を引き締める。
 優勝が目前だった昨年9月27日のソフトバンク戦(メットライフ)。自身が逆転を許した直後に秋山が逆転3ランを放ち、平井は「神様、仏様、秋山様」とベンチで号泣した。甲斐に許した逆転打。右腕が勝負球に選んだのは、スライダーだった。あのとき、もしフォークボールが投げられたら…。「引き出し」を増やした右腕が、今季は最終盤まで「神様、仏様、平井様」と呼ばれるような熱い投球を見せる。

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