ジャンル別番組一覧

プロ野球中継 2019(BS12 無料放送)メインビジュアルプロ野球中継 2019(BS12 無料放送)メインビジュアル

2019年06月03日公開 ロッテ打線・破壊力アップの秘密

ロッテ打線・破壊力アップの秘密

空中戦で、打ち勝つ。ロッテが昨年では考えられなかった戦い方で、白星をつかんでいる。
 1985年の球団記録に並ぶ、開幕から8試合連続本塁打をマークし、10試合で20本塁打に到達するなど、48試合を終えた時点で61本塁打。昨季まで3年連続で12球団最少のチーム本塁打数で、2010年を最後に8年連続で2桁本塁打に終わった打線が、アーチを量産している。

 「昨年、12球団最少の78本塁打に終わったことが一番(の理由)。秋から意識を改革してきました」と話すのは、今季から1軍を指導している大村巌打撃コーチだ。日本ハムで糸井や中田、DeNAでは筒香らを指導してきた大村コーチは、「アマチュア時代に中軸を打っていた選手も多い。ポテンシャルはあるんだから、もう一度強く、大きく、飛距離の出るようなスイングを意識的に取り組んできた」と〝ロッテ流打撃革命〟に乗り出した。
 「空振りでも強く、積極的なスイングならOKという雰囲気をつくってきた。思い切りがなければ、本塁打は打てない」とナインの意識を変え、平均飛距離は1・1メートル伸び、平均打球速度は前年比で3・5キロアップ。行木チーフスコアラーは「メジャー全体でも打球速度が上がって本塁打が増えた。3・5キロはけっこう大きい」と語った。

 球団は今季から2億円規模の投資で「チーム戦略部」を新設。専任が不在だったアナリストを6人体制で整え、1、2軍全選手にiPadを支給するなど、昨季から導入したトラックマンのデータを最大限に活用する。スイッチヒッターの加藤は「あいまいではなく、狙い球を絞って打ちにいけるようになった」と証言。データ分析に基づく積極的な打撃も、本塁打増に一役買っている。

 そして最も大きく変化したのは本拠地・ZOZOマリンスタジアムだ。オフの改修で外野フェンスが最大で4メートル前にせり出す「ホームランラグーン」が完成。昨年まで外野フェンス上にあった金網も2・5メートルから1・2メートルとなっており、「今までマリンは広くてフェンスも高かったけど、今はしっかり振ればスタンドに入るという意識を持つことができている」と中村奨。本数以上に、心理的影響も大きく作用している。
 さらに、日本ハムから新加入のレアードが、年間55本塁打ペースでアーチを量産。これについても行木チーフスコアラーは「昨季までよりボール球を振らなくなった。札幌ドームだと空振りのリスクも背負って思い切り振らないと入らないけど、狭くなった分、大振りしなくなったのではないか」と分析する。

 打撃指導、データ戦略、そして球場改修で飛躍的に本塁打を量産。破壊力を増したロッテ打線が、混パを演出している。

パ・リーグ特集

BS12 特選情報

あなたへのおすすめ番組

お知らせ

ページTOP

視聴方法