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2019年03月25日公開 ロッテ・激しいポジション争いで開幕へ

ロッテ・激しいポジション争いで開幕へ

昨年までとは、ひと味違う。ロッテの今季最大の見どころは、井口資仁監督(44)が春季キャンプ前から掲げてきた「競争」にある。「ソフトバンクのような層の厚いチームにしたい」と指揮官。昨季日本一に輝いたライバルチームのような、チーム内でのポジション争いの激化を期待した。
最もし烈な争いとなったのが、三塁手だ。昨秋の時点で、三塁を中心に全試合に出場した鈴木大地内野手(29)と、2年目のシーズンとなる安田尚憲内野手(19)のポジション争いが予想されていたが、今年1月、日本ハムで通算131本塁打を放っているブランドン・レアード内野手(31)の獲得が発表され、さらに競争が激しくなった。
キャンプから安田が誰よりも声を出し、「とにかく結果を求めていきたい」と初の対外試合となった台湾・ラミゴとの交流試合では2本塁打5打点の大活躍を見せた。選手会長の鈴木も負けじとオープン戦では3月19日の10試合を消化した時点で、23打数8安打、打率・348の好成績を残した。そして、6日から1軍に合流したレアードも中軸に座って実績通りの活躍。開幕までに、井口監督の期待通りの競争が展開された。
3つのイスをめぐる外野手争いも激しい。左翼のベテラン角中勝也外野手(31)を除く2枠を、実績豊富な荻野貴司外野手(33)、清田育宏外野手(33)、そして、レギュラー定着を目指す岡大海外野手(27)、加藤翔平外野手(27)が競争。そこへドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=も2月から走攻守に渡って持ち味を発揮し、アピールを続けた。球団では1965年の山崎裕之以来、54年ぶりとなる高卒新人開幕スタメンを目指す18歳の姿に、井口監督も「藤原の活躍が、他の外野手のいい刺激になっている」と目を細めた。
昨季はシーズン前半はAクラスをキープしていたが、夏場から後半にかけて失速し、5位に終わった。リードオフマンとしてチームを引っ張ってきた荻野が7月にけがで離脱すると、チームの攻撃力が落ちた。また、主軸の角中や鈴木らが不調時にカバーする選手がいなかったことも、原因として挙げられた。
「マウエ↑」のスローガンのもと、頂点を狙う今季のチームは、その心配を払拭させる仕上がりを見せている。3月29日、ZOZOマリンスタジアムに立っているのは、一体どんな9人だろうか。「競争」を勝ち抜いた選手がプレーが、常勝球団への道筋となる。

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