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2018年09月03日公開 ソフトバンクの新助っ人が〝当たる〟理由

ソフトバンクの新助っ人が〝当たる〟理由

西武戦サヨナラ満塁弾を放ったグラシアル、好投のミランダら、次々と活躍する、その理由は?

外国人選手の〝当たり外れ〟が、チームの成績を左右することは珍しくない。8月に9連勝で一気に優勝争いに加わったソフトバンクも、そう。連勝が始まった8月17日に1軍昇格したグラシアルが大活躍。同26日の西武戦(ヤフオクドーム)で劇的なサヨナラ満塁本塁打を放つなど、快進撃の原動力になった。

キューバの主軸を務めた実力を発揮するグラシアルは、本塁打を打った後にボクシングのポーズを決める。5月に左手を骨折。「リハビリでトレーナーに言われて、ボクシングの動きをとり入れていた。プレーできるのもトレーナーのおかげだから」と感謝の気持ちを示す真面目な選手だ。工藤監督が「練習しすぎてバテないか」と心配するほど。日本のオフ期間も母国でプレーしながら、春季キャンプ中に初来日して休日も自主練習に励んだ。筋力を強化したことで、シーズン中にユニホームのサイズも上がった。日本では初対戦の投手ばかりだが、事前の分析にも余念がないという。

ソフトバンクが7月に新外国人選手を探していた頃、国際スカウトが話していた。「性格はみますよ。真面目さ、日本の野球をなめていないか。うちの球団は反省もあるから」。過去に米大リーグで実績十分の選手を獲得しながら、立て続けに失敗した経緯もある。能力やプレースタイルに加えて、最近は「性格」がリストアップする際の重要な要素だという。

その矢先に獲得した左腕、ミランダも大当たり。同25日の西武戦(ヤフオクドーム)で八回まで無安打無失点の好投で、初登板から2連勝を飾った。「まず、ここでプレーする機会をもらったことに感謝したい。米国でプレーしていたときから、日本の野球に興味はあったよ」。すぐに家族も呼んだ。こちらも前向きな姿が印象的だ。

2人に続いて昇格したモイネロは、やる気があふれた。「同じキューバの選手が活躍して誇りに思うし、自分も続かないとね」。相乗効果も期待通り。8月下旬の時点で、ベネズエラ出身のスアレスを加えた4人が出場選手登録されているが、過去に他球団で活躍したドミニカ共和国出身選手の言葉を思い出す。「スペイン語を話すだけでもリラックスできるんだ」。同じ文化圏の同僚の存在は精神面を支える要素で、編成時の工夫のひとつだ。

主力の2人は登録を外れていたが、バンデンハークは1軍に帯同を続け、9月2日の楽天戦に先発。7回無失点の好投で9勝目を挙げた。今後も日程を考慮しながら入れ替え、先発の一角を担う。右膝痛のデスパイネの回復も近い。外国人選手枠の関係で、同時に出場できるのは4人だ。工藤監督は「どの4人がいいかな」と報道陣に逆質問しながら「うれしい悩みは大歓迎」と話している。その起用法は、今季残りの戦いの明暗を、大きく分けるだろう。

記事提供:サンケイスポーツ

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