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2021年8月1日放送 第93回ボーナス・トラック:金八ポップス(K-POP)の世界!

第93回ボーナス・トラック:金八ポップス(K-POP)の世界!

■海援隊『贈る言葉』
作詞:武田鉄矢
作曲:千葉和臣
編曲:惣領泰則
1979年11月1日

第93回「オトナのためのジャニーズソング講座」のボーナス・トラックとして、昭和・平成・令和、3元号にわたるジャニーズ帝国の礎(いしずえ)=「たのきんトリオ」を世に知らしめるキッカケとなった、TBSドラマ『3年B組金八先生』(第1シリーズ)に関する音楽、通称「金八ポップス」=略称「K-POP」を取り上げてみたい(なお、この通称・略称は、いま私が勝手に作った俗称である)。

「たのきんトリオ」と言えば、田原俊彦・近藤真彦・野村義男で、『3年B組金八先生』内での役名はそれぞれ、沢村正治、星野清、梶浦裕二。沢村正治はお姉さんと2人住まいで、桜中学の美術教師・田沢悦子(名取裕子)に恋する早熟な役回り。星野清は不良っぽい感じで「長ラン」を着たりするサッカー部員。梶浦裕二は銭湯の息子で、お客さんの女子高生に恋するうぶなギター少年。

と、こういう個性的な面々を取り揃えた3年B組が舞台のドラマの主題歌が、言わずと知れた『贈る言葉』である。歌詞のパンチラインは「♪これから始まる暮らしの中で だれかがあなたを愛するでしょう」を受けての「♪だけど私ほどあなたの事を 深く愛したヤツはいない」。卒業式という集団行動とまるで関係のない個人的な愛情を歌っているのだが、そこがいい。『贈る言葉』は、卒業を真正面から捉えないことによって、卒業ソングの定番となったのである。

この『3年B組金八先生』(第1シリーズ)をキッカケに「たのきんトリオ」が大ブレイクする。ドラマが終わり「3年B組」という集団がなくなっても、「♪だけど私ほどあなたの事を 深く愛したヤツはいない」という、ファンからの個人的な愛情を存分に吸収して、田原俊彦・近藤真彦・野村義男がスターダムへとのし上がっていく。

 

■オフコース『さよなら』
作詞・作曲:小田和正
編曲 : オフコース
1979年12月1日

沢村正治が田沢悦子(名取裕子)に心を寄せるさまを描いたのが、第1シリーズの20話「卒業十日前の初恋」である。沢村の見てくれ、立ち居振る舞いの美しさは、3年B組の中でも図抜けていて、少女漫画から出てきたようなキラキラした空気をまとっている。田沢先生は、この段階ではまだまだ野暮ったいのだが(失礼)、そのアマチュアっぽい感じが、東京下町にある公立中学の若い美術教師という設定にぴったり合っている。

驚くべきは、沢村が田沢先生を思うシーンにオーバーラップして、オフコースの『さよなら』が流れることだ。この回の放映日は80年の3月7日で、『さよなら』のリリースが79年12月1日だから、懐メロなんかではなく、逆に最新ヒット曲と言っていい。さらには、オフコースの人気は、実質的に『さよなら』でブレイクするのだから、斬新かつ先端的な選曲と言って差し支えない。

思えば、特に初期の『3年B組金八先生』には「ニューミュージック」の香りがぷんぷんした。裏番組の日本テレビ『太陽にほえろ!』が、井上堯之バンドによるロック臭が立ち込めているのに対する、「ニューミュージック」「フォーク」の『金八先生』。坂本金八(武田鉄矢)の暑苦しい説教ばかりで語られるこのドラマだが、実は音楽的に先端的なアプローチをしていたことを、記憶に留めておきたいところだ。

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