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2021年7月11日放送 第92回ボーナス・トラック:魅惑のカクテル・ロックの世界!

第92回ボーナス・トラック:魅惑のカクテル・ロックの世界!

■イーグルス『テキーラ・サンライズ』
作詞:ドン・ヘンリー、グレン・フライ
作曲:ドン・ヘンリー、グレン・フライ
アルバム『Desperado』
1973年4月17日

第92回「この曲聴くとお酒飲みたくなっちゃうよね」のボーナス・トラックとして、古今東西の「カクテル・ロック」をご紹介したい。これ、カクテルの名前がタイトルとなっている曲のこと。どんな曲がありますやら……。

さて、ロックの歴史に最も愛されたカクテルと言えば、テキーラ・サンライズだろう。まずもって、イーグルスに同名の曲があるのだが、そもそも、このカクテルが世界的に知られたキッカケに、ある超・有名ロックスターが絡んでいるのだ。

ミック・ジャガー――そう、言わずとしれたローリング・ストーンズのボーカリスト。以下、諸説あるのだが、その平均的なところをまとめると、ミックが1972年、メキシコで出会ったカクテル=テキーラ・サンライズをいたく気に入り、毎晩毎晩飲み明かし、またアメリカ中のバーにこのカクテルを広めたことで、世界的に知られたのだという。

テキーラというアクの強い酒を、オレンジジュースとグレナデン・シロップで、口当たりをまろやかにして飲みやすくしたカクテル。見た目も鮮やかで、バーカウンターにも映える。そのため、あまり酒に強く・詳しくなかった90年代前半の私(もちろん20代)も、そのフルーティな甘さが気に入って、よく飲んだものだ。

さらに、イーグルスが『テキーラ・サンライズ』を発表した2年後の1975年、今度は日本のサディスティック・ミカ・バンドが、アルバム『HOT! MENU』の中で、『テキーラ・サンライズ』という曲を発表する。というわけで、ロック界のNo.1カクテルはテキーラ・サンライズに決定!

 

■岡村靖幸『カルアミルク』
作詞:岡村靖幸
作曲:岡村靖幸
1990年12月1日

上に書いた「あまり酒に強く・詳しくなかった90年代前半の私(もちろん20代)」が、当時っぽいカフェバーで頼りにしたのが、テキーラ・サンライズであり、このカルアミルクだ。コーヒーリキュールの「カルア」と牛乳を1:3で混ぜたもの。こちらの口当たりもまろやかで、まるでコーヒー牛乳のよう。そのため、ついついゴクゴク飲んでしまうのだが、アルコール度数は決して低くなく、案外酔っ払ったりしたものだ。

カルアミルクが、そんなビギナー向けカクテルであることは『カルアミルク』の歌詞にも表れていて、「♪あの頃の僕はカルアミルク飲めば赤くなってたよね」とされる。そして、岡村靖幸ワールドの中で、カルアミルクの「ビギナー向けカクテル」性と対になるのが、「♪今なら仲間とバーボンソーダ飲めるけれど」と歌われるバーボンソーダだ。ちなみに、岡村靖幸『イケナイコトカイ』でも「♪あなたが住んでるマンション 床にはたぶんバーボンソーダグラス」と歌われ、言ってみれば「大人のお酒」の象徴として、バーボンソーダは取り扱われる。

『カルアミルク』がリリースされたのは1990年。まず11月発売のアルバム『家庭教師』の1曲として知られ、その後、12月にシングルカットされた。社会人1年目、24歳になったばかりの私がカフェバーにいる。仕事の先輩の話を聞いている(聞かされている)。カルアミルクを飲んでいる。仕事の先輩の話がまだ続いている。私は、カルアミルクからバーボンソーダに切り替える――一晩一晩飲むごとに私は、少しずつ大人に近付いていった。

なお、いつか番組内でお知らせしたように、この曲のサビ「♪電話なんかやめてさ 六本木で会おうよ いますぐおいでよ」は、主和音(ドミソ ※キーはB♭)の第1音(ド=根音)と第3音(ミ)が半音ずつ下がっていく「ダブル・クリシェ」となっている。このコード進行による(普通のクリシェよりも更に)ずん、ずん、ずん、ずんと下がっていく感じは、カルアミルクで酔っ払っているときの感じに近いものがある。

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