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2020年12月6日放送 第77回ボーナス・トラック:「KOTOSHI NO MEIKYOKU 2020!」

第77回ボーナス・トラック:「KOTOSHI NO MEIKYOKU 2020!」

■坂本冬美『ブッダのように私は死んだ』
作詞:桑田佳祐
作曲:桑田佳祐
編曲:桑田佳祐&片山敦夫
2020年11月11日

第77回『KOTOSHI NO OWARI 2020』のボーナス・トラックとして、今回は、番組内で触れられなかった「今年の名曲」をご紹介する。まずは坂本冬美の、タイトルからしてものものしい『ブッダのように私は死んだ』。作詞・作曲は桑田佳祐。

文化放送『くにまるジャパン極』で、この曲を私は2020年の個人的「最優秀作詞賞」として紹介した。それほどに、この曲の歌詞は凄い。その世界は、何というか、卑猥(ひわい)で尾籠(びろう)で下衆(げす)。

男にフラれた女の歌。「♪骨までしゃぶって私をイカせた ねぇあなた」がまずエロティックだが、そんなのは序の口。「♪何食わぬ顔でテレビに出ている ねぇあなた」と、相手の男は芸能人(?)だったり、その男に対して「♪身なりの悪さは赦(ゆる)す ただ箸の持ち方だけは無理でした」と、何とも言えない理由で幻滅するあたりも凄まじい。

いちばん強烈なのは、主人公の女性が「この世から出ていく」にあたっての最後の言葉=「♪ごめんねお母さん みたらし団子が食べたい」――かつて、こんなに激烈な辞世の句があっただろうか。これからも作詞家・桑田佳祐に注目である。

■BTS『Stay Gold』
作詞・作曲:UTA, SUNNY BOY, Melanie Joy Fontana, Michel ”Lindgren” Schulz, JUN, KM-MARKIT
2020年6月19日

今年は、KポップとJポップの差が明らかになった1年だろう。もちろん言いたいのは、BTS『Dynamite』が米国ビルボードのシングルチャートの首位に輝いたことである。

音楽のみならず、映画でも日本は差を付けられた。映画『パラサイト 半地下の家族』の第72回カンヌ国際映画祭「パルム・ドール」の受賞。韓国文化は世界を向いている。そう言えば、私が最近見た『82年生まれ、キム・ジヨン』もなかなか良かった。

しかし、BTSで言えば『Dynamite』よりもこちらが気に入った。今年8月20日の『2020FNS歌謡祭・夏』で、彼らがこの曲を歌っているのを見て、一発で気に入った。これだけ流麗なメロディを、これだけ美しく歌えるのはなかなかだ。Kポップ騒ぎの射程にいなかった私をも、完璧に魅了した。

『Dynamite』に話を戻せば、アジアからの楽曲がビルボード1位となるのは、1963年の坂本九『上を向いて歩こう』(SUKIYAKI)以来の快挙だという。57年前の日本人は、その後の半世紀以上、ビルボードを制覇出来ないということや、ましてや韓国の音楽家がそれを成し遂げることなど、想像すらも出来なかったことだろう。繰り返すが今年は、KポップとJポップの差が明らかになった1年である。

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