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2020年9月13日放送 第72回ボーナス・トラック:「BO GUMBOS・kyonの名演集!」

第72回ボーナス・トラック:「BO GUMBOS・kyonの名演集!」

■BO GUMBOS『魚ごっこ』
作詞・作曲・編曲:BO GUMBOS
アルバム『ずいきの涙~ベスト・オブ・ボ・ガンボス・ライブ・レコーディング』
1995年5月21日

第72回「これ聴くとギターとか弾きたくなっちゃうよね2」のボーナス・トラックとして、今回はBO GUMBOSのピアノ/キーボード担当=kyon(キョン、川上恭生)による名プレイをご紹介したい。番組内で聴いたジェフ・ベック・グループ『監獄ロック』の中の、ニッキー・ホプキンスによる爆発的なピアノソロに対応したテーマ設定だ。

BO GUMBOSのシンボルと言えば、ボーカルのどんと(久富隆司)ということになるが、個人的にはkyonのイメージが異常に強い。図太そうに見えて繊細などんとのボーカルに対して、kyonは繊細そうで図太く野太い、圧倒的なピアノプレイを聴かせていたからだ。この曲に感化されて、恥ずかしながら白状すれば、当時私は、このピアノをコピーしようとした次第だ(結論:難しくて断念)。

ニューオリンズ風のピアノプレイ。途中「ニューオリンズ・クリシェ」とでも言うべき半音下降フレーズがたまらない(聴けば分かる)。また繰り返されるグリッサンド(上の鍵盤から下方向に一気に「弾き落とす」演奏手法)には、kyonの「地肩の強さ」を感じる。

89年の日本レコード大賞で「アルバムニューアーティスト賞」(何だコレ?)に選ばれ、派手派手しくこの曲を演奏したkyon、そしてBO GUMBOSは、たまらなくカッコよかった。

■BO GUMBOS『見返り不美人』
作詞・作曲・編曲:BO GUMBOS
アルバム『ずいきの涙~ベスト・オブ・ボ・ガンボス・ライブ・レコーディング』
1995年5月21日

さらに凄いのがこの曲。上の『魚ごっこ』含め、95年に発売されたライブ盤『ずいきの涙~ベスト・オブ・ボ・ガンボス・ライブ・レコーディング』の音源を前提に、今回は書いている。しかしタイトルからしてスゴい、というかエゲツない。今だったらセクハラで問題になりそうだ。

こちらはもう、kyonのピアノが曲の主役となっている。支えるのはどんとのハープと、推進力もりもりのドラムス。どんと自ら曲中で「みんなkyonの周りへ!」「みなさん、ピアノはkyonです!」と叫んでいる。つまりは「kyon featuring BO GUMBOS」の音源と解釈していいと思う。

『魚ごっこ』でのプレイが、まだ一応ニューオリンズ・モードの枠内に収まっているのに対して、ここでのkyonは、●●モード、●●風という枠組みを超えて、もう本当に自由でハチャメチャである。とにかく一度『ずいきの涙』を聴かれたい。「ニッキー・ホプキンスのプレイなど可愛いものだ」と思わせるほどなのだから――そして今年は、どんと没後20年となる年である。

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