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2020年5月10日放送 第64回ボーナス・トラック:「1978年のいい女ディスコ!」

第64回ボーナス・トラック:「1978年のいい女ディスコ!」

■中原理恵『ディスコ・レディー』

作詞:松本隆
作・編曲:筒美京平
1978年8月1日

第64回「ディスコ/ダンスミュージック特集」のボーナス・トラックとして「1978年のいい女ディスコ」とでも言える楽曲をご紹介したい。1978年といえば、空前のディスコブーム。火を付けたのはもちろん、映画『サタデー・ナイト・フィーバー』だ。

ブームは翌79年まで続き、同年の西城秀樹『YOUNG MAN(YMCA)』をピークとするのだが、そこに至る経緯の中で、歌謡界にもディスコの大波が訪れることとなる。中原理恵という人は、そういうムーブメントのど真ん中にいた人で、ヒット曲『東京ららばい』も、続くシングルのこの曲も、完全なる真性ディスコ物になっている。

松本隆と筒美京平の黄金コンビ。正直、同コンビによる『東京ららばい』ほどの完成には至らないが、それでも「摩天楼エレジー」に乗って踊る「1978年のいい女」の姿を彷彿とさせる、なかなかの佳曲だ。

中原理恵と言えば、個人的にはフジテレビ『欽ドン!良い子悪い子普通の子』(81~83年)の中のコント「良い妻、悪い妻、普通の妻」の中での姿だ。特に「普通の妻」である「ふつ子」を演じる中原理恵は、本当にいい女だった。中原理恵には「ディス子」より「ふつ子」がよく似合う。

■大場久美子『ディスコ・ドリーム』

作詞:小林和子
作曲:和泉常寛
編曲:直居隆雄
1978年12月1日

1978年のディスコブームは凄まじく、まだ初々しいアイドルまで、その波に飲み込まれていく。飲み込まれたのは大場久美子。彼女の6枚目のシングル。作曲の和泉常寛は、のちにオメガトライブの『君は1000%』(86年)、『アクアマリンのままでいて』(88年)を作り、シティポップ界の一翼を担う人。

ただし、中原理恵『ディスコ・レディー』に加えて、こちらのディスコ度はやや薄い。むしろ次のシングルとなる『スプリング・サンバ』同様、ディスコと言うより、ややラテンのフレーバーが入っている。

中原理恵の当たり役が「ふつ子」なら、大場久美子はオリンパスのCMだった。79年から流れたオリンパスのカメラ「OM10」のCMにおけるキュートさたるや。今の彼女しか知らない若い方々には、ぜひ一度、動画や画像を検索してほしいと思う。

この曲は、大場久美子の最大売り上げシングルであるが、それでも売上枚数は4.8万枚という物足りない数字。78~79年は、アイドル不遇の年であり、石野真子、榊原郁恵などと共に、アイドル市場を守り抜いてくれた存在が大場久美子だった。そして80年、田原俊彦と松田聖子によって、アイドル市場は劇的な回復を見せることとなる。

HP限定ボーナス・トラック

第88回ボーナス・トラック:「浜田省吾をマジメに考える!」

第88回ボーナス・トラック:「浜田省吾をマジメに考える!」

2021年5月9日放送

第88回「マキタカラオケ教室2」では、大変お恥ずかしい、私が浜田省吾になりきるという、「そんなもの公共の電波で流していいのか」という代物、いや「色物」がオンエアされてしまった。失礼しました。そこで、今回のボーナス・トラックは、浜田省吾について、「色物」ではなく、まじめに考え直してみたいと思う。

第87回ボーナス・トラック:「リズム王:細野晴臣の軌跡!」

第87回ボーナス・トラック:「リズム王:細野晴臣の軌跡!」

2021年5月2日放送

第87回「開講!ダンス教室」のボーナス・トラックとして、ダンスと言えばリズムということで、日本の「リズム王」=細野晴臣のことを取り上げたい。先に断っておけば、細野晴臣のことを「リズム王」と呼んでいるのは私だけかもで、むしろ『音楽王 細野晴臣物語』(書名)という、より大きな呼称もあるのだが、私は細野のことを、やはり「リズム王」だと思っている

第86回ボーナス・トラック:「Cのリズムセクション!」

第86回ボーナス・トラック:「Cのリズムセクション!」

2021年4月11日放送

第86回「バンドやろうよ2」のボーナス・トラックとして、バンドの背骨である「リズムセクション」のことを取り上げたい。「リズムセクション」、音楽に興味のない方には耳馴染みのない言葉だろう。「バンドの中のリズム担当」くらいの意味で、定義は曖昧なのだが、一般的にはドラムスとベースのことを指す場合が多い。

第84回ボーナス・トラック:「松本隆の「匂い」を嗅ぎまくる!」

第84回ボーナス・トラック:「松本隆の「匂い」を嗅ぎまくる!」

2021年3月14日放送

第84回の企画「スメル歌謡祭」で私は、はっぴいえんど『12月の雨の日』の「雨」が、いつ、どこで降ったものなのかという謎を、丹念に検証した(正解「1969年11月30日夜、六本木通り西麻布近辺の雨」)。というわけで、今回のボーナス・トラックは「松本隆の『匂い』を嗅ぎまくる!」と題して、松本隆系スメルを嗅いでいきたい。

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