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2020年4月5日放送 第61回「チャゲ名曲選!」

第61回「チャゲ名曲選!」

■CHAGE and ASKA『NとLの野球帽』

作詞:CHAGE
作曲:CHAGE
編曲:重実徹
発表:1996年4月22日
アルバム『CODE NAME.2 SISTER MOON』

チャゲ作品から1曲選ぶとすれば、個人的には、チャゲが生まれ育った1960年代後半の小倉あたりの風景が、手に取るようにありありと浮かんでくるこの曲だ。

歌い出しからして「もくもくと煙を吐き出す工場の敷地」である。そして2番の歌い出しは「大人達は働いたんだ」「鉄くずにまみれ働いたんだ」だから、これはもう、50代の我々が小学校の社会の授業で学んだ「太平洋ベルト地帯」左端の風景である。

タイトルの「NとLの野球帽」は、当時福岡に本拠を置いていた西鉄ライオンズ(Nishitetsu Lions)の帽子である。1956~1958年、巨人相手に日本シリーズ三連覇を成し遂げた「野武士集団」。しかしこの曲の舞台である1969年、野球賭博「黒い霧事件」で一気に弱体化。当時の小倉の風景だけでなく、失墜するライオンズに唇を噛む野球少年=チャゲの顔まで、手に取るようにありありと浮かんでくる。

■早見優『Newsにならない恋』

作詞:澤地隆
作曲:CHAGE
編曲:伊豆一彦
発表:1986年7月16日

ボーカリスト・チャゲの魅力は、たとえば石川優子とのデュエット『ふたりの愛ランド』(84年)で聴けるような突き抜ける高音である。そのせいだろうか、他者への提供曲も、突き抜ける高音前提のようなメロディになるような気がする。

個人的なフェイバリット早見優ソングである『Newsにならない恋』もまさにそれ。作曲者チャゲのボーカルDNAが埋め込まれたような曲で、早見優がそのDNAに触発され、こちらもなかなかに突き抜けるような高音シャウトで受けて立っている。

80年代中盤、アン・ルイスとの出会いなどもあり、早見優のボーカルがロック色を強めていく。その果実が『PASSION』(85年)であり、そしてこの曲だ。この路線を続けていたら早見優は、もしかしたら「平成のカルメン・マキ」のような存在になったのかもしれない。

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