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2020年1月12日放送 第56回:クラシックのサビを愉しむ!

第56回:クラシックのサビを愉しむ!

■平原綾香『Jupiter』

作詞:吉元由美
作曲:ホルスト
編曲:坂本昌之
発表:2003年12月17日

1月12日放送の第56回「いいサビ・夢気分」では、映画『ウエスト・サイド物語』より、レナード・バーンスタイン作曲『トゥナイト』を取り上げた。バーンスタインを選ぶなんて、ついにこの番組も、クラシック界に近付いたか、ということで、今回は「クラシックのサビ」を考察してみたい。

日本でヒットした曲の中で、クラシックのサビが使われているものの代表としては、これだろう。タイトル「Jupiter」(ジュピター)は「木星」を表している。イギリスの作曲家・ホルストによる有名な組曲『惑星』の中で最も有名な『木星』の、中間部(サビ)のメロディを引用している。

しかし残念に思うのは、ホルスト『木星』が、この平原綾香『Jupiter』のメロディだけで語られがちなことである。『木星』は、中間部(サビ)をはさむ前半と後半(特にエンディング)が劇的にかっこいい。吹奏楽キッズみんなが虜(とりこ)になった前半と後半。ぜひ原曲にあたってほしいと思う。


■ビリー・ジョエル『ジス・ナイト』

作詞:ビリー・ジョエル
作曲:ビリー・ジョエル、ベートーヴェン
発表:83年10月21日

82年の『ナイロン・カーテン』という陰鬱なアルバムで、ファンを戸惑わせたビリー・ジョエルが、満を持して発表した、痛快なロックンロール・アルバム=『イノセント・マン』のA面4曲目。

この曲のサビは、ベートーヴェン作曲のピアノソナタ『悲愴』の第二楽章を使っている。ビリー・ジョエルとベートーヴェンという、世紀を超えた「ピアノ・マン」の共演なのだから、これはなかなかにリッチだ。

ちなみに、この曲の邦題は『今宵はフォーエバー』と見事な脱力系。「もしや、ベートーヴェン『悲愴』も、後から適当に付けられたものなんじゃ?」と思って確認したら、初版譜の表紙にとしっかりと書かれているものだった(「Pathetique」=「悲愴」)。失礼しました。

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