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2019年11月10日放送 第52回「ソニー系オールスターズ、完成」

第52回「ソニー系オールスターズ、完成」

■バービーボーイズ『なんだったんだ?7DAYS』

作詞:いまみちともたか
作曲:いまみちともたか
編曲:バービーボーイズ
発売:86年10月1日

第52回「バンドやろうよ特集」のボーナス・トラックとして、番組内で私が選んだ「ソニー系オールスターズ」(ベース:江川ほーじん/爆風スランプ、ドラムス:川西幸一/ユニコーン、キーボード:KYON/ボ・ガンボス)の追加メンバーを考えてみたい。

ギター部門では、バービーボーイズのいまみちともたかを選ぶ。1曲をと言われるとこの曲。バックの楽器は、ほぼギター、ベース、ドラムスのみ(一瞬キーボードの音が聴こえる)。さらにそのギターの音が、ディストーションのかかっていない、ペラッペラな音なのだ。

ギターを弾く人なら分かると思うが、ディストーション(オーバードライブ、ファズ)を強くかけると、何というか「ごまかしが効く」のである。ちゃんとした運指をしなくても、何となく形になってしまう。逆にペラッペラな音では、アラがあけすけに見えてしまう。

いまみちともたかの確実な指使いのペラッペラ・ギターの背景にあるのは、ひたすらギターを信じるという彼の姿勢だと思う。布袋寅泰と並んで、80年代というギター不遇の時代を支えたギタリスト。正統な評価が求められるギタリストだと考えるのだが。


■米米CLUB『浪漫飛行』

作詞:米米CLUB
作曲:米米CLUB
編曲:米米CLUB、中崎英也
発売:90年4月8日

ボーカル部門では、CBSソニーから、米米CLUBのカールスモーキー石井を推薦したいと思う。記憶に残るのは、やはり『浪漫飛行』での名唱だ。ここでのカールスモーキー石井の歌は、変な言い方になるが、歌が「不要なまでに上手すぎる」と思う。

作詞、作曲、歌は言うまでもなく、抜群のステージパフォーマンスから、アートワークまで。言うなれば「器用貧乏」である。そして日本の音楽シーンは「器用貧乏」に冷たい。何でも出来ることは何も出来ないことのように取り扱われる。そして「ギター一筋」「生涯一ボーカリスト」みたいな方がありがたがられる。貧しい話だと思う。

「ソニー系オールスターズ」のレコード会社の親会社であるソニーは、トランジスタラジオに始まり、オーディオ、ビジュアル、家電、コンテンツ、そして金融まで。日本、いや世界代表する「器用」な企業グループだというのに。

「器用貧乏」蔑視の空気の中で、カールスモーキー石井は損をした部分がある。この「ソニー系オールスターズ」で、恨みを張らしてほしい。でも、このバンド、このメンバーで一体何を演奏するのだ?

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