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2019年10月15日放送 第50回「ジミー・ペイジのギター編曲を聴く!」

第50回「ジミー・ペイジのギター編曲を聴く!」

 
■レッド・ツェッペリン『The Song Remains the Same(永遠の詩)』

作詞・曲:Jimmy Page & Robert Plant

収録の合間に、何度となくレッド・ツェッペリンのギタリスト=ジミー・ペイジの話が出た、第50回「おじさん、ギターやめるってよ特集」のボーナス・トラックは、アレンジャーとしてのジミー・ペイジの話をしたい。

レッド・ツェッペリンに耽溺(たんでき)した少年時代を過ごした身として痛感するのは、ジミー・ペイジという人はギタリストというより「ギターの音をいかにかっこよく聴かせるか」に長けた人ということだ。

この『The Song Remains the Same』は、そういう「ギター・アレンジャー」ジミー・ペイジの面目躍如という感じで、キーボードなどの他の楽器を一切使わず、ペラペラな音のギターを幾重にも重ねて、「ハードロック」という枠を逸脱した「ザ・ギターロック」とでもいうべき画期的な音像を作り出している。「ハードロック」を逸脱している結果の1つとして、中期以降のジミー・ペイジは、ギターソロがとても淡白になっていることも特筆しておきたい。

こういう音を作り上げた日本のギタリストはほとんどいないと思う。ただ1人挙げられるとすれば、バービーボーイズのいまみちともたかなのだが。ただ彼はインタビューの中で、レッド・ツェッペリンが嫌いだったという発言をしているのだから、「ザ・ギターロック」の世界は、なかなかに奥が深い。

 

■レッド・ツェッペリン『Achilles Last Stand(アキレス最後の戦い)』

作詞・曲:Jimmy Page & Robert Plant

しかし、レッド・ツェッペリンの「ザ・ギターロック」の代表作と言えば、この曲だろう。幾重にも重ねられたペラペラギターに、さらに淡白なソロを重ねた中期以降のツェッペリン・サウンドの代表曲。ただしこの曲において、そんなギターを上回る存在感を示すのが、ジョン・ボーナムのドラムスである。「ザ・ギターロック」の究極は「ザ・ドラムロック」だったのだから、やっぱりツェッペリンは奥深い。

今後のオンエア情報で明らかになるが、都内某所、レコードを聴ける「日本最高のリスニングルーム」のような場所で番組のロケをした。そこで関係者に無理を言いつつ、自前のLPレコードを持ち込み、巨大なスピーカーでこの曲を聴いた。

至高の体験とはこのこと。第38回のボーナス・トラック=「男はレッド・ツェッペリン!」で書いたとおり、この曲が収録されたアルバム『プレゼンス』を聴いた渋谷陽一は「全く申し分ないツェッペリンの巨大な音を前に、僕はひたすら自分が開かれていくのを感じる」と書いたが、まさに。52歳になってやっと、自分が「開かれていく」のを感じることが出来た。長生きはするものだ。

HP限定ボーナス・トラック

第86回ボーナス・トラック:「Cのリズムセクション!」

第86回ボーナス・トラック:「Cのリズムセクション!」

2021年4月11日放送

第86回「バンドやろうよ2」のボーナス・トラックとして、バンドの背骨である「リズムセクション」のことを取り上げたい。「リズムセクション」、音楽に興味のない方には耳馴染みのない言葉だろう。「バンドの中のリズム担当」くらいの意味で、定義は曖昧なのだが、一般的にはドラムスとベースのことを指す場合が多い。

第84回ボーナス・トラック:「松本隆の「匂い」を嗅ぎまくる!」

第84回ボーナス・トラック:「松本隆の「匂い」を嗅ぎまくる!」

2021年3月14日放送

第84回の企画「スメル歌謡祭」で私は、はっぴいえんど『12月の雨の日』の「雨」が、いつ、どこで降ったものなのかという謎を、丹念に検証した(正解「1969年11月30日夜、六本木通り西麻布近辺の雨」)。というわけで、今回のボーナス・トラックは「松本隆の『匂い』を嗅ぎまくる!」と題して、松本隆系スメルを嗅いでいきたい。

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