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2019年08月13日放送 第46回「踊りたくなるCのグルーヴ」

第46回「踊りたくなるCのグルーヴ」

■キャロル『ヘイ・タクシー』

作詞:大倉洋一
作曲:矢沢永吉
1973年12月20日発売
アルバム『ライブ・イン・リブヤング』より

第46回「夏だ!祭りだ!踊っちゃおう特集」のボーナス・トラックは「踊りたくなるCのグルーヴ」と題して、Cから始まる名前を持つバンドの、思わず腰が動くグルーヴを取り上げたい。

まずは、番組内でも何度となく取り上げているキャロル(CAROL)だ。ドラムスのユウ岡崎とベースの永ちゃん=ご存知矢沢永吉によるリズムセクションは、特にライブ盤でその本領を発揮する。特にアルバム『ライブ・イン・リブヤング』の1曲目の『ヘイ・タクシー』は、ちょっと常軌を逸している。日本ロックンロール史上最高のグルーヴではないか。

キャロルでもう1曲挙げるとすれば、解散コンサートの『グッド・オールド・ロックン・ロール』だろう。『ヘイ・タクシー』はジョニー大倉がボーカル。『グッド・オールド・ロックン・ロール』はジョニーと永ちゃんが徹頭徹尾ハモっている。

そして、このキャロルの強い影響を受けた久留米のヤンキーたちが結成したのが、次に紹介する「C」のバンドである。

 

■チェッカーズ『ミセスマーメイド』

作詞:藤井郁弥
作曲:鶴久政治
編曲:THE CHECKERS FAM.
1991年9月4日発売

次なる「C」はチェッカーズ(CHECKERS)。あまり語られることはないが、チェッカーズのリズムセクションは抜群で、特に後期の徳永善也(ドラムス)と大土井裕二(ベース)の醸し出すグルーヴは、日本ロック史に残るものだと断言する。その最高傑作がチェッカーズのキャリア末期のこの曲だ。

私はかねがね、ロックンロールのグルーヴとは、エイトビートとシャッフルの中間に存在すると思っているのだが、この曲などはまさにそれで、「ビートが効いているのにスウィングしている」という傑作グルーヴだと思う。少なくとも、同時期に似たグルーヴを叩き出していたオリジナル・ラブよりは上だと思っていた。

日本3大ロックンロール・バンドは、ザ・スパイダースとキャロルとチェッカーズ。そしてチェッカーズは、日本最後のロックンロール・バンドだとも思う。そんなチェッカーズを支えたのは、徳永善也(ドラムス)と大土井裕二(ベース)によるグルーヴなのだ。誰が何と言おうと。

HP限定ボーナス・トラック

第86回ボーナス・トラック:「Cのリズムセクション!」

第86回ボーナス・トラック:「Cのリズムセクション!」

2021年4月11日放送

第86回「バンドやろうよ2」のボーナス・トラックとして、バンドの背骨である「リズムセクション」のことを取り上げたい。「リズムセクション」、音楽に興味のない方には耳馴染みのない言葉だろう。「バンドの中のリズム担当」くらいの意味で、定義は曖昧なのだが、一般的にはドラムスとベースのことを指す場合が多い。

第84回ボーナス・トラック:「松本隆の「匂い」を嗅ぎまくる!」

第84回ボーナス・トラック:「松本隆の「匂い」を嗅ぎまくる!」

2021年3月14日放送

第84回の企画「スメル歌謡祭」で私は、はっぴいえんど『12月の雨の日』の「雨」が、いつ、どこで降ったものなのかという謎を、丹念に検証した(正解「1969年11月30日夜、六本木通り西麻布近辺の雨」)。というわけで、今回のボーナス・トラックは「松本隆の『匂い』を嗅ぎまくる!」と題して、松本隆系スメルを嗅いでいきたい。

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