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2019年04月07日放送 第37回「ミファミレド」と「シラミ」のボーナス・トラック!

第37回「ミファミレド」と「シラミ」のボーナス・トラック!

第37回放送のトークイベント「大阪の人に知ってもらいたい8つのこと」に絡めた追加のボーナス・トラック2曲をご紹介する。

■シカゴ『素直になれなくて(Hard to Say I’m Sorry)』

作詞・曲:ピーター・セテラ,デヴィッド・フォスター
1982年7月24日

まずは、今やこの番組で定番となった「ミファミレド」。番組内では、この音列を使った曲をメドレー形式でご紹介したが、「80年代ミファミレド」の中で、世界的に最も有名なものを紹介し忘れていた。

それが、この大ヒット曲のあのサビである――「♪(After all that we’ve been through)I will make it up to you」。最終的に平行調のマイナー・コード(キーがEにおけるC#m)に落ちるあたりも、まさに「正調ミファミレド」。

ここで注目したいのは、番組内で紹介した、サイモン&ガーファンクル『明日に架ける橋』(70年)とボズ・スキャッグス『ウィー・アー・オール・アローン』(76年)と、このシカゴとの関係である。

アメリカの地図で行けば、東地区代表がニューヨークのサイモン&ガーファンクル、中地区がシカゴのシカゴ(バンドとしての活動拠点は西地区になるようだが)、西地区がロス・アンジェルスのボズ・スキャッグスと、3地区にきれいに分かれるのだ。これを「アメリカ・ミファミレド大三元」と呼びたいと思う。

■ジャーニー『セパレイト・ウェイズ』

作詞・曲:スティーブ・ペリー,ジョナサン・ケイン
1983年2月10日

1続いて、番組内で紹介した「シラミ」に関するボーナス・トラック。「シラミ」とは階名で「シ→ラ→ミ」と下がるメロディで、具体的には、カーペンターズ『スーパースター』(71年)、太田裕美『シングルガール』(79年)、岩崎宏美『女優』(80年)などの歌い出しで使われている。

ではその逆=「ミラシ」には、どんな曲があるのだろうか。パッと思い出すのが、このジャーニーの大ヒット曲の歌い出し=「♪Here we stand~」だ。まさに「ミ(Here)ラ(we)シ(stand)」。「シラミ」同様、なんとなく日本人の琴線に触れる感じがする。

さて、これら「シラミ」「ミラシ」に、なぜ日本人的な情感があるかと言うと、日本の演歌でよく使われる「四七(よな)抜き短音階」と通じるからだと思われる。「四七(よな)抜き短音階」とは「ラ・シ・ド・ミ・ファ」という音階で、四(レ)と七(ソ)を抜くことで、何となく和風の哀しげな感じを醸し出す音階。具体的に言えば、あの『さくらさくら』の音階だ。

「シラミ」や「ミラシ」も、まさにこの「四七抜き短音階」の中にすっぽり入る。だから日本人にグッと来るのではないか。だからこの『セパレイト・ウェイズ』も「侍」ジャパンのテーマ曲としてピッタリなんだと合点が行くのだ(やや乱暴?)。

ボーナス・トラック

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