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2018年12月02日放送 第29回「日本ロック史に残るロックンロール・カバー!」

第29回「日本ロック史に残るロックンロール・カバー!」

■ユニコーン『東京ブギウギ』

  • 作詞:鈴木勝
  • 作曲:服部良一
  • 編曲:UNICORN
  • ※アルバム『ハヴァナイスデー』収録
  • 1990年12月1日

1990年の暮れに発売された、謎が謎を呼ぶミニアルバム『ハヴァナイスデー』のエンディングを飾る1曲。

謎が謎を呼ぶのは曲のタイトルからして、である。『ハヴァナイスデー』『魚の脳を持つ男』『鼻から牛乳』『レベル』『$2000ならOKよ』、そして『東京ブギウギ』なのだから、恐れ入る。

しかし音自体は、非常にかっこいい、ストレートなロックンロール。4曲目の『レベル』(ライブでの演奏は格別)とこの曲という、実にウェルメイドなロックンロールは必聴だと思う。

恐らく、雪村いづみがティン・パン・アレーをバックに制作したアルバム『スーパー・ジェネレイション』(74年)のバージョンを元ネタにしたのではないか。これは責めているわけではなく、むしろそういう音源までさかのぼって聴いている、若き日のユニコーンは偉かったと褒めている。

けれんみのまるで無い、これぞロックバンドという演奏。現在のロックバンドが結局、カギカッコ付きの「ロックバンド」となっている中、ユニコーンは正真正銘、日本最後のロックバンドなのかもしれない。


 

■シーナ&ザ・ロケット『(I Can’t Get No)Satisfaction』

  • 作詞・曲:MICK JAGGER、KEITH RICHARD
  • 編曲:鮎川誠
  • ※アルバム『ピンナップ・ベイビー・ブルース』収録
  • 1981年9月4日

星の数ほどあるだろう、ローリング・ストーンズ『サティスファクション』カバーの中でも、そうとう高いレベルのものだと思う。少なくとも、日本人による『サティスファクション』の中では、最高水準だろう。

シーナ&ザ・ロケット(ロケッツ? 未だにどちらが正解か分からない。このあたりもロックンロールだ)のギタリスト=鮎川誠は、私の中学生時代のギターヒーロー。竹田和夫、高中正義、渡辺香津美を押しのけての1位。ただテレビで見ていたら、やたらとカッコいいのに、レコードで聴いたら、『ユー・メイ・ドリーム』や『ベイビー・メイビー』など、ピコピコ・キンキンなテクノポップ・サウンドで、幻滅したものだ。

そこに突然現れた、アルバム『ピンナップ・ベイビー・ブルース』(81年)。ミッキー・カーチスのプロデュースで、まるで「せーのっ!」で一発録りしたような、実にライブな響きのロックンロール・サウンド(映画撮影スタジオで収録)。これが良かった。その中でも、最高に大騒ぎなトラックが、9曲目に入っているこのカバー。エンディングのところでは何度か昇天したものだ。

なお、延々と続く単調なリズムを、ぐんぐんドライブさせて盛り上げているのは、ギター鮎川誠もさることながら、浅田孟(ベース)と川嶋一秀(ドラムス)のリズムセクションの貢献が大きい。この2人のリズムセクションは、日本屈指だったと思う。

HP限定ボーナス・トラック

第86回ボーナス・トラック:「Cのリズムセクション!」

第86回ボーナス・トラック:「Cのリズムセクション!」

2021年4月11日放送

第86回「バンドやろうよ2」のボーナス・トラックとして、バンドの背骨である「リズムセクション」のことを取り上げたい。「リズムセクション」、音楽に興味のない方には耳馴染みのない言葉だろう。「バンドの中のリズム担当」くらいの意味で、定義は曖昧なのだが、一般的にはドラムスとベースのことを指す場合が多い。

第84回ボーナス・トラック:「松本隆の「匂い」を嗅ぎまくる!」

第84回ボーナス・トラック:「松本隆の「匂い」を嗅ぎまくる!」

2021年3月14日放送

第84回の企画「スメル歌謡祭」で私は、はっぴいえんど『12月の雨の日』の「雨」が、いつ、どこで降ったものなのかという謎を、丹念に検証した(正解「1969年11月30日夜、六本木通り西麻布近辺の雨」)。というわけで、今回のボーナス・トラックは「松本隆の『匂い』を嗅ぎまくる!」と題して、松本隆系スメルを嗅いでいきたい。

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