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2018年5月4日放送 第15回「松任谷由実特集」

満を持して、松任谷由実が日本にもたらした音楽的革新にスージー鈴木が迫る!数々の名曲をともに、ユーミンのコード使い、メロディー作りの新しさを分析します。


【出演】マキタスポーツ、スージー鈴木、河村唯

番組が本になります!

『カセットテープ少年時代 80年代歌謡曲解放区』というタイトルにて、番組本が6月1日発売!

遂に松任谷由実特集!

歌詞を読むとついつい泣いてしまうので、ユーミンの革新的な「音づくり」にテーマを絞って選曲しました。

A面①「卒業写真」

A面は、画期的「ユーミンコード」3連発!
Aメロやサビに分数コードが使われることで、まるで絵画のような、複雑な広がりを思わせてくれます。

A面②「中央フリーウェイ」

ユーミン楽曲に特徴的な「プチ転調」をピアノで解説。
同じメロディーの繰り返しなのに、一音低いキーへ移行。
この「不安定な調整感」が、ユーミン独特の味わいを生んでいる

A面③「A HAPPY NEW YEAR」

「凍る街路樹」で使われるB7の響きは、凍る街路樹を主人公の女性がせっせと走る様子を想起させる。
メロディー・ハーモニー・リズムが三位一体となった曲。

B面①「ロッヂで待つクリスマス」

B面はユーミンの革新的なメロディーを分析。
奇想天外な跳躍メロディーでも破綻をしないサビ。
メロディーとコードは突飛でも、松任谷正隆さんのアレンジで絶妙なバランスが保たれている?

B面②「メトロポリスの片隅で」

こちらも特徴的な、跳躍するサビ。
最近のJPOP曲でみられる、シンガーが朗々と歌い上げるための跳躍ではなく、メロディーが機械的に急上昇・急降下するのがユーミン流。

B面③「瞳を閉じて」

単音が続くイントロに注目。
長崎・奈留島の校歌にと、荒井由実時代のユーミンが作った名曲。
音文が一致し、パノラマのような情景が目に浮かんでくる。

今日のまとめ

思わずグランドピアノで解説してしまう、フェアリーのようなスージーさんでした。

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