
【終】第36話 黄山伐(ファンサンボル)の戦い
唐と新羅は百済を挟み撃ちにしようとしていた。キム・ユシンは今度こそケベクを倒すと闘志を燃やす。
唐と新羅は百済を挟み撃ちにしようとしていた。キム・ユシンは今度こそケベクを倒すと闘志を燃やす。
ケベクは王妃(ウンゴ)がソンチュンを殺したと知る。だがケベクの追及にも王妃は動じない。
王妃が新羅と通じていた証拠を握ったソンチュン。だが一人で王妃と対決したソンチュンは捕えられ、闇に葬られてしまう。ソンチュンの死体を発見したフンスは義兄弟の死に呆然とする。
フンスとソンチュンはケベクの敗戦に疑いを抱いていた。ケベクは敗戦の責任を取らされ、投獄されてしまう。
次々に城を奪うキム・ユシンに脅威を持った王はケベクを泗?(サビ)に呼び戻す。王は戦略へのケベクの提案をすべて認め、高句麗のヨン・ゲソムンとの同盟まで受け入れる。
ケベクを戦場から遠ざけようとするウィジャ王。兵士らは反発して座り込むが、王はケベクが反乱を扇動したと怒りをあらわにする。
ようやく王が目覚め、モク妃は安どの涙を流す。王は自分が昏睡している間の出来事を検証し、王妃と息子の他、フンスまで宮殿から追い出してしまう。
モク妃(ウンゴ)から息子の立太子推挙を頼まれたケベク。だが彼は中立の立場を崩さない。
大耶城が陥落する。だがケベクはチュンチュの娘夫婦を殺せという王命に逆らってしまう。怒った王はケベクなしで新羅を攻略しようと徐羅伐(ソラボル)に向かうが、負傷して意識不明に陥ってしまう。
ケベクはモク妃(ウンゴ)の裏工作を潰してしまう。モク妃は次にウィジャ王の意を受けてチュンチュ暗殺を企てるが、これもまたケベクに知られて未遂に終わる。
ケベクの命で高句麗のヨン・ゲソムンから盟約を取付けたチョヨンが帰国する。だが王はケベクの勝手な行動に不快感を見せ、チュンチュの提案を受け入れると言い出す。
ケベクはウィジャ王とともに戦場にやって来たウンゴと再会する。その胸には今も彼女への思いが残っていた。それはウンゴも同様だった。
ウンゴを失った衝撃に茫然とするケベク。その頃ウンゴは懐妊が偽りとばれ、また捕えられてしまう。ケベクは今度こそウンゴを救い出そうとする。
武(ム)王はウンゴを捕える。ウィジャはサテク一族追放の功臣だとウンゴをかばうが、王は彼女が第二のサテクになる可能性を示唆する。
ケベクは自分が疎まれていると思い、泗?を離れようとしていた。そんな時、カマクチェの少女カヒが濡れ衣を着せられ投獄されてしまう。
ムングンとともに西谷城に攻め入ったケベク。作戦が功を奏し、西谷城はあっけなく落ちる。だがケベクの正体を知ったムングンは、またいなくなってしまう。
度重なる新羅の攻撃から村と民を守ろうとするケベク。だが村の貴族はその地を捨てて出て行こうとしていた。そんな中、ケベクは自分の命を狙うムングンと再会する。
太子になったウィジャは希望に燃えていた。一方太子妃テヨンは多忙を言い訳に自分を避けるウィジャに寂しさを感じる。王はケベクを新羅との国境近くの居列城の郡将に任命する。
ケベクらの罠にはまり国家を危うくしたキョギは王子の身分をはく奪される。サテク妃は武(ム)王を殺して王位を奪取しようと画策していた。
サテク妃はウィジャが本当に僧になったか確認しようと米岩(ミアム)寺にやって来る。
謎の男はケベクの義兄ムングンだったが、互いに気づかずその場から立ち去る。翌朝、ウィジャとウィジャの義理の父ヨン・ムンジンらは決起するが、サテク側の仲間割れは罠だった。
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