
ケドンに槍を向けたヨン・ゲソムンだが、ヤン・マンチュン将軍がかつて言った「天が高句麗のために授けてくれた子」という言葉を思い出し、ケドンを解放することにした。
自由になったケドンは父親がいる高麗城を目指した。ケドンを殺したがっているヨン・ゲソムンの息子ナムセンは、ケドンを追いかけるが、ヨン・ゲソムンの配下であるコム・モジャムの助けで逃げ切った。
しかし、危機を脱したのもつかの間、野宿しているところを契丹族、部族長の娘チョリンと契丹族最強の武人イヘゴに捕まり、母親にもらった首飾りも奪われ、契丹族の捕虜となってしまった。
唐の将軍ソリンギは、ケドンが捕まった契丹族の部族長イジンチュンに会い、領土を契丹族に与える条件で、契丹族が自分の軍隊として高句麗と戦う約束をした。
牢でケドンに会ったソリンギは自分の配下になるよう命じたが、ケドンはそれを断った。契丹族の牢を脱出したケドンはチョリンを人質に馬を要求した。
その時、唐の高句麗遠征軍が軍営地・営州を出たと知らせが来た。
第134話【終】
テ・ジョヨンは遠征計画を実行し、そこで得た戦利品を配下に分け与え、戦勝した地域の王の地位も与えた。
第133話
突厥に到着したイムンに突厥のムクチョルは、渤海のコムと意見を戦わせるよう要求した。
第132話
テ・ジョヨンとイヘゴの一騎打ちは、テ・ジョヨンが勝利をおさめた。チョリンは、イヘゴの妻として毒を飲んで後を追った。
第131話
イヘゴを追い詰めるテ・ジョヨン軍に、シン・ホンは自ら囮になって敵をおびきよせ、その間にイヘゴたちを遼河城へ隠した。
第130話
捕虜交換の時、チョリンは川を渡ったがテ・ジュンサンは唐の兵の刀を奪い唐の軍勢に切り込んでいった。
第129話
チョリンはコムに自分が時間を稼ぐから、援軍を断ってきた靺鞨族を説得してくるよう命じた。