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映画「たそがれ清兵衛」

2月15日(火)よる 7:00~
※放送終了しました

“巨匠・山田洋次監督”が、藤沢周平の原作を初映画化した時代劇三部作の第一弾。国内の数々の賞を独占し、米アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされた日本映画史に残る時代劇の最高傑作。主演は演技派俳優・真田広之。幼馴染のヒロインに映画賞総なめの宮沢りえ。

映画「たそがれ清兵衛」

番組概要

“巨匠・山田洋次監督”が、藤沢周平の原作を初映画化した時代劇三部作の第一弾。
国内の数々の賞を独占し、米アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされた日本映画史に残る時代劇の最高傑作。主演は演技派俳優・真田広之。幼馴染のヒロインに映画賞総なめの宮沢りえ。

【あらすじ】
幕末の庄内、海坂藩。平侍の井口清兵衛は妻を亡くし、二人の娘と老母のために下城の太鼓が鳴ると家路を急ぐ毎日。同僚たちはそんな彼を“たそがれ清兵衛”と呼んでいた。ある日、幼なじみの朋江を救った事をきっかけに、上意討ちの討手に選ばれてしまう。清兵衛は、朋江への想いを打ち明け、死地へと向かうのだった…。

番組情報

【キャスト】
真田広之、宮沢りえ、田中泯、小林稔侍、岸恵子、丹波哲郎

【スタッフ】
原作:藤沢周平
監督:山田洋次

🄫2002 松竹/日本テレビ/住友商事/博報堂/日販/衛星劇場

映画「たそがれ清兵衛」
映画「たそがれ清兵衛」
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映画「たそがれ清兵衛」
映画「たそがれ清兵衛」

みどころ(映画評論家・立花 珠樹 氏)

◎室内の暗さには訳がある
山田監督に聞いた『たそがれ清兵衛』製作秘話

 『たそがれ清兵衛』は、山田洋次監督の時代劇映画第1作。真田広之、宮沢りえ。いずれも山田作品に初出演のスターが競演し、下級武士の哀歓を見事に表現した作品だ。
山田には、江戸の長屋を舞台に古典落語の世界を描いた「運が良けりゃ」という作品があるが、本格的な挑戦はこれが初めてだった。
 「とにかく初めての時代劇でしたからね。まず、スタッフと一緒に、主人公が生きていた幕末の暮らしを細部にわたって学ぶことから始めたんです」
 数年前、この映画について、山田に詳しく話を聞いた。印象に残っているのは、照明技師の中岡源権(なかおか・げんごん)、美術監督の西岡善信(にしおか・よしのぶ)ら、『たそがれ清兵衛』で新たに山田組に参加したベテランスタッフへの賛辞だ。いずれも、1950年代に数多くの時代劇を作った大映京都撮影所の出身で、驚くほどの知識と技術を持っていたという。
 「すごい人たちでした。当時の室内はどれくらいの明るさだったのかな、と聞いたら、『ようがす』と言って、セットを真っ暗にして、火打ち石をチンチンとやって行灯(あんどん)をともしてくれたんです。この人たちはプロだなあと思ったね」
 映画が始まると、室内のシーンが、かなり暗いのに気付くはずだ。それは、丁寧な下調べをして、当時の家屋内部の明るさ(=暗さ)をリアルに再現した結果だ。そのことが、戸外の自然光の明るさを際立たせる効果も生んでいる。
 原作は、山田監督が元々大好きだったという藤沢周平の小説。複数の短編小説から、いろんな部分を重ね合わせて映画にした。時代劇といえば、歴史を作った英雄や剣豪を主人公にした作品や、捕物帳などが多い中で、下級武士に関心を寄せたのが、いかにも山田らしい。
清兵衛(真田)と幼なじみの朋江(宮沢)のロマンスに加え、清兵衛と田中泯が演じた剣の達人との迫力ある死闘場面は、見ごたえ十分だ。「刀で人を斬ることの恐ろしさを、きちんと表現したかった」という山田の思いが伝わってくる。
キネマ旬報ベスト・テン1位、日本アカデミー賞のほぼ全部門で最優秀賞を受賞した。その評価にふさわしい傑作である。

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