
第 4 話
いつものように隣の松原組にテレビを見に来るたけし。自分たちの子供を 1 歳半で亡くした松原夫婦は、そんなたけしの姿を見て、たけしを養子に来て欲しいと考える。
そんなとき、竹次郎は病院の塗装という大きな仕事を受けるが、字が読めないことにいらだち、酒に酔って仕事先で騒動を起こしてしまう。
第 5 話
松原夫婦がたけしを養子に欲しいという話を聞いてしまったたけしは、自分がどうなってしまうのか不安になる。たけしは大介と川辺に繋がれた舟で遊んでいるうちに、舟の綱がはずれて流されてしまう。夜になってもたけしが帰って来ないため、真利子たちはたけしに養子の話を聞かれ、家出してしまったのではと心配する。
第 6 話
再び竹次郎に仕事の依頼が入るようになり、喜ぶ真利子と菊。真利子は電話があれば竹次郎の仕事が増え、下宿している英一郎とも話せると、菊にへそくりを使って電話を引くことを相談する。たけしは書道塾でも弘子に見とれてばかり。具合の悪くなった弘子が気になって、家まで送っていく。
©NHK
台風が近づいてきた。たけしは最初はワクワクしていたが、風雨が強まるに連れ、粗末な家に住んでいる大介のことが心配になる。
夏休みも終わりが近いある日、たけしは、孝三から町内の野球大会にはユニホームがないと出られないと聞き、風呂銭を節約したり、竹次郎の手伝いをして、ユニホームを買う金を貯めようとする。
竹次郎は、信濃屋で隣に座っていた男がペンキ屋だと聞き、一緒に飲んで家に連れて帰る。翌朝、その立川という男は、迷惑がかかるからと出て行こうとするが、竹次郎が引き留め、小遣いまで渡す。
第 1 話昭和 30 年 5 月。6 年生になったたけしは、書道塾をさぼって野球ばかりしていた。ある日、たけしのクラスに伊藤弘子という色白の美少女が編入してくる。弘子は近所の駄菓子屋の娘で、病気で 1 年ほど入院していたため、
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