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第11話・第12話

第11話

実の娘の良子(二階堂千寿)までが竜彦(山崎努)に惹かれ、病気に同情して父・省一(河原崎長一郎)に反発したことは、省一を驚かせ怒らせた。
真面目に働いて家庭を守ってきた父よりも、なぜ身勝手な竜彦がいいのだと、省一は都(岩下志麻)を責めた。
都は和彦(鶴見辰吾)とともに、無理に省一と良子をさそい、家族四人で横浜中華街に出かけ、ショッピングなどを楽しもうとしたが、やはり気分は白けたままだった。
その夜、省一は見舞いに行きたければみんな勝手に行けといい、都に説得された良子は省一に一言ごめんと謝まった。
翌日学校帰りに西洋屋敷をたずねた良子は、竜彦がただ一人、寝込んでいるのを見て心を痛めた。
そして和彦に行ってやれとすすめた。
次の日和彦が行ってみると、意外や多恵子(荒井玉青)が掃除や洗濯をしていた。
どうやら良子が、和彦の頼みだからと多恵子を来させたらしい。
突っ張り屋の多恵子は竜彦と肌が合うらしくいそいそと働いていた。
沖縄の仕事から帰った明美(樋口可南子)を、竜彦は追い帰した。
死期の迫った孤独な中年男なんかから離れろ、という竜彦の若い明美への思いやりでもあった。
さらに翌日、今度は都が竜彦をたずねた。
逢っているうちに、二人の心は触れ合っていった。
家での和彦、良子の心配にもかかわらず、夕方帰るはずの都は夜遅くなっても帰らない。
帰宅した省一は事態を察し、顔色を変えて西洋屋敷に向かって車を走らせた。

第12話

竜彦(山崎努)をたずねた都(岩下志麻)が深夜まで帰らない。
車を走らせて西洋屋敷に駈けつけた省一(河原崎一郎)は、竜彦に膝枕をさせて坐っている都をみた。
都は驚かず悪びれず竜彦を抱いていた。
怒って省一は家へ連れ帰るが、待っていた和彦(鶴見辰吾)と良子(二階堂千寿)の前でとりつくろおうとする省一にかまわず、 都は「あの人を抱きしめていたの」と卒直にはなす。
死期が近くおびえている竜彦を見放すことはできなかった、という母を和彦も良子も素直に理解した。
翌日は和彦と良子が西洋屋敷を訪ねた。
夜までいて、二人は泊まってゆきたいと家へ電話をしてきて、省一をいらだたせた。
次の日にはたまりかねた省一が仕事の途中に竜彦に逢いに寄った。
だが、もうひどく視力も衰えながら、静かに語る竜彦に、省一も胸を衝かれるのだった。
竜彦は竜彦で、愛想を作りながら得意先に電話をかける省一の仕事の姿に、自分にはない生き方を見て頭を下げる。
西洋屋敷から帰った省一は、人が変わったように一晩中考えた。
そして都や子どもたちにとんでもない提案をした。竜彦を見捨てられないなら、一家そろって西洋屋敷に押しかけて泊りこもうというのだ。
省一には一生一度の大胆な行動だった。
一家を迎えて驚き喜ぶ竜彦。来合わせていた明美(樋口可南子)、駈けつけた多恵子(荒井玉青)も加え、西洋屋敷では思いがけない にぎやかなパーティーが盛りあがった。
みんなが歌をうたった。そして翌朝、竜彦が倒れた。二度と意識は戻らなかったー


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